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ストーリーに関するbukkenfanのブックマーク (62)

  • 豆苗が育つキッチンで、今日はなにを作ってくれるの。(福岡市城南区48㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    トントントン、と包丁の音。 やさしい緑のタイルが主役の キッチンでは、今日も今日とて リズミカルな音が響いている。 僕より帰宅が早い彼のほうが いつのまにか料理担当になったから、 自然と掃除は僕の担当になった。 料理の音がしているあいだに、 ゴシゴシとトイレやお風呂を磨いている。 プロパンガス用の2くちコンロは、 だいたいどちらも使われている。 片方で汁物、片方でメイン料理が 作られていることが多い気がする。 光が差し込むキッチンでは、 豆苗やにんじんの切れ端が すくすくと元気に成長中。 玄関側の出窓でも、 なにかしらの野菜が育っていたり 野菜の皮が干してあったりする。 一緒に暮らし始めたころは 丁寧な生活だなぁと思ったけど、 どうやらそういうわけでもなさそう。 どうやら彼はただつつましく、 お得に暮らしたいだけのようだ。 「お買い得」という言葉に弱い。 たまにいろいろ買いたくなって、 ど

  • 街ブラがはかどる私のお城は図書館がすぐそこに(大阪市西区31㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    仕事もプライベートも充実し、 金銭的にも余裕ができた今、 ふと頭をよぎったのは 「引っ越したい…!」ということ。 今住んでいる場所からグッと アップグレードした部屋へ。 お出かけもしやすくて、 趣味読書が充実しそうな 図書館の近くで…って、 欲張りかな…?なんて思いつつ 探しあてたのがこのマンション。 「アーバネックス北堀江」と言います。 最寄駅から徒歩3分と駅チカで、 その上、道も空も広いんです。 どこかのんびりした雰囲気がある 町並みなのに、繁華街には自転車でも 行ける距離でかなり便利。 スーパーも近隣にあるみたい。 便利に、落ち着いて暮らせそう。 デザイナーズマンションだけあって、 エントランスもいい雰囲気。 メゾネットタイプもあるそうだけど、 私が気に入ったお部屋は 暮らしやすい1LDKタイプ。 元々ワンルームだったのを リノベーションしたのだそう。 おまけにLDKと寝室に、 ま

  • 新築のテラスハウスで、一緒に住むまであと少し。(東京都杉並区59㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    2024年2月に完成予定。 新築のテラスハウスで、 どんな暮らしが始まるだろう。 3階建てのテラスハウス。 「1階と2階、募集してたよ。 メゾネットなんだって」。 彼女の言葉に私から返した、 「一緒に住めたら楽しいだろうね」。 そして聞こえた、彼女からの 「じゃあ、一緒に住もうよ」。 一歩を踏み出してくれるのは いつだって彼女のほうで、 与えてもらってばかりでごめんね。 やったぁ、一緒に住めるのって、 全身でうれしさを表現できたらな。 完成間近の建物を見に行ったときも、 間取り図を眺めながらふたりで 「部屋はひとつずつ使えるね」 「LDKが14帖以上、広くていいね」 といろいろ話していたときも、 当は夢みたいにしあわせだった。 シューズボックスがあるから、 少しくらいが増えても大丈夫。 ふたり分のがごちゃごちゃと あふれることはなさそうだよ。 「ただいま」のあとは、 2階のリビングに

  • 光が抜ける3階建てで、ふたりだけのルームシェア。(京都市中京区15㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    「一緒に暮らそう」は言えない私も、 「ルームシェアしない?」は言えた。 家賃も手頃だし、女性限定だし。 あれこれ伝えた理由の中に、 そっと含めた「住めるのはふたりだけ」。 3階建てのシェアハウスは、 女性限定、定員は2名。 お互い照れ屋で、言葉足らずで。 それでもこのシェアハウスの中に 私と彼女の暮らしがあることを、 きっとお互いに期待していた。 彼女が「いいよ」と頷いたときは、 思わず心の中でガッツポーズ。 3階に並ぶ2つの個室は、 どっちがどちらを使おう? 「バルコニーがあるほうは 譲ってくれる?」の彼女の言葉に、 どうぞどうぞと思いながらも 「仕方ないなぁ」と返事した。 バルコニーなんて、どうぞだよ。 一緒に暮らしてくれるなら、 ふたりで過ごしてくれるなら。 玄関の扉には、視線を遮りつつ 光は通す美しいステンドグラス。 やさしい光を背中に受けながら、 リビングにいる彼女に 「ただいま

  • 300㎡のドックランで、ひとりといっぴき。(熊本市中央区71㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    約300㎡のドックランスペースで、 あの子は今日も走り回る。 最初は勝手に遊び始めるのに、 すぐに私のところにやってきて 「なにしてるの、あそぼうよ」と 尻尾をフリフリ誘ってくるのだ。 1/3がウッドデッキのドックランは、 あの子の足にもきっとやさしい。 青い空、気持ちのいい風。 あの子の楽しそうな姿につられて、 思わず私も頬がほころぶ。 「楽しいねぇ、よかったねぇ」 ペットOKのこの部屋には、 つい最近越してきたばかり。 まさか犬と一緒に暮らすなんて、 昔の私は想像もしていなかった。 すべてがどうでもよくなって、 なんだかとっても疲れてしまって。 そんなときにあの子に出会った。 私の心にあるドロドロなんて ちっとも気にしない表情で、 「ねぇ、ぼくとあそんでよ」と。 あの子の瞳がそう言ったのだ。 ひとり暮らしでは広すぎるかも、 だけど我が家はひとりじゃない。 あれよあれよと気づいたら あの

  • 小さな団地、穏やかなふたり。(兵庫県明石市 57㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    昔から団地が好き。 特に夕暮れ時。 ポツポツと灯る明かりを眺めながら それぞれの家庭で繰り広げられる風景や 笑い声を想像して。 あのオレンジの灯りの家の 今夜の献立は何だろな、なんて考える。 泣いたり怒ったりもあるだろうけど、 勝手に温かい家族の風景を思い浮かべる。 ふっと流れてきた焼き魚のにおい、 美味しそうな煮物のにおい、 カレーのにおい。 何故だか泣きたくなるような 気持ちを抱えて家路を急ぐ。 玄関ドアを開くと、 私たちの可愛い部屋が待っている。 まんまるお月さまみたいな電気が ポッと、いつも心を和ませてくれる。 「おかえり」という夫の声と共に流れてきた 味噌汁のにおい。 先に帰って来た方が 夕飯支度を始めるのが我が家のルール。 「半額だったから買って来ちゃった」 と、帰りに買ったポテトサラダを出す。 「いいね!唐揚げのつけ合わせにちょうどいい」 部屋着に着替えて、 並んで盛り付けを

  • 神楽坂のメゾネットで、ゆらり水槽で泳ぐように。(東京都新宿区31㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    東京都、新宿区。 神楽坂のメゾネットは それはそれは彼女によく似合う。 一緒に暮らしているのに、 彼女の生活のなかに お邪魔している気分になる。 旗竿地に建つ建物は、 手前にオーナーさんのお宅。 正面からは見えない秘密の場所に 3戸の部屋が隠されている。 そのひとつに、彼女が暮らす。 彼女はほとんど2階で過ごす。 事のときだけとんとんと 気だるげに階段を降りてきて、 事を終えたらまたすぐ上に。 「ごちそうさま」とつぶやいて 階段を上がっていく彼女を見て、 自由だなぁ、独特だなぁと思う。 2階の6.5帖の洋室には、 シンプルなマットレスと 小さなチェストだけを置いている。 ふたり分の服はすべて たっぷりのオープン収納に。 どちらも物が少ないから、 まだまだスペースに余裕がある。 マットレスにいないときは、 彼女はだいたいバスルームにいる。 ガラス貼りの浴室は あわい光で包まれていて、 そ

  • 光とそよ風が遊ぶこの部屋で、どうか安心して眠って。(千葉県千葉市34㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    おはよう、今日は ぽかぽかの晴れですよ。 あの子は今日も眠そうな顔。 大きな窓をカラリと開けて、 空を見ながらあくびをしてる。 あの子がここに住み始めて、 あっという間に数か月。 はい、どうも、こんにちは。 あの子を守るための家です。 あの子の幸せを願う家です。 和室と洋室、どちらもあるタイプで やらせてもらっておりますよ。 あの子はいつも和室で眠る。 4.5帖に布団を敷いて、 体を丸めてのように眠る。 ここはペットもいいのだけどね、 今はあの子のひとりだけ。 起きたら家中の窓を開けて、 ふわりと風を感じている。 春でも夏でも秋でも、 それこそ冬でも窓を開ける。 気温の確認でしょうかね、 それとも風が好きなのかしら。 布団は和室の押し入れに、 毎日しっかり畳んでしまう。 自分でできてえらいねと、 一度くらい褒めてあげたい。 洋室側の物入れには、 服やバッグがきちんと並ぶ。 あの子がいいな

  • やわらかアーチ、ふんわり内装。ふたりの「かわいい」と暮らそう。(神奈川県小田原市31㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    やわらかなアーチの入り口、 その奥でひそやかに微笑む 若草色の愛らしい扉。 外壁は明るいインド砂岩で、 心まで晴れやかにしてくれる。 かわいいものを見て、 「かわいい!」と言い合う。 気づいたらそれが 私たちの日常になっていた。 だからこのお部屋を見たときも、 ふたりで顔を見合わせて 当たり前のように「かわいい!」。 左の建物が「hana棟」、 右の建物が「kaze棟」。 内見のときに「ご紹介するのは hana棟の2階の角部屋ですよ」と 不動産屋さんに言われたときも、 お花の香りが漂ってきそうな名前に ふたりで目を見合わせて喜んだ。 彼女に「ただいま」を言う前に、 ガスライト風の照明と さりげない扉のハートマークに 心の中でただいまを言う。 下の洋室は私のスペース、 上のロフトは彼女のスペース。 ウォークインクローゼットは ふたりで一緒に使っている。 やさしい色合いのお部屋には、 ふたりで

  • 憧れの映画のワンシーン、無垢床とタイルで彩る日常|東京都多摩市 賃貸 19㎡ - 物件ファン

    人生初の一人暮らしに 私は聖蹟桜ヶ丘という街を選んだ。 同時期に上京する 友人(渋谷の近くに住むらしい)からは 「なんで、そこ?」と言われたけれど 失礼な、京王線で新宿まで1だし 特急だって停まるんだから。 なんて言ってみたけれど そんなことは 正直よくわかっていなくて 映画「耳をすませば」が大好きで そのモデル地らしいというだけの理由。 ミーハー心と限られた予算。 右も左もわからない中で 紹介された部屋に 一目ぼれしてしまった。 ナチュラルに仕上げられた内装に タイル張りのキッチン。 室内を見た瞬間、 「ここにします!」って言っちゃって 不動産屋さんも 目をまん丸にしていたな。 20平米弱のワンルーム。 正直、間取り図だけ見た時は そんなにこだわっていなかった。 一応家賃相場は調べていたし このお家賃でこの広さがあれば よし、なんて。 だけど実際見てみたら 造りは間取り図通りシンプルで

  • わたしの幸せ、全部盛りワンルーム。|東京都品川区 賃貸 21㎡ - 物件ファン

    初めてのひとり暮らしに選んだ部屋は、 まるで、未来を祝福してるかのような 空気に満ちていた。 足を踏み入れた途端、 色とりどりのカーペットがお出迎え。 目の前に見えるのは…? そう、バスルーム! まばゆいばかりの陽射しが さんさんと降り注いで ガラスがきらめいて。 ちょっと目眩がするほどだった。 カクカクアーチの向こうの小さなハシゴ、 光溢れるスペース、 どうなってるのかな?と気になる ワクワクがぎゅっと詰まっていて。 間取りはちょっとユニーク。 ほぼセンターに位置するバスルームが この部屋の主役といってもいいのかも。 光溢れるスペースは まさにサンルームみたいだった。 今、体育座りしながら見える風景。 最高じゃない? 味の出た木の床、 一段下がったサンルーム、 スケスケのお風呂、 低めのロフト、 ここ、ロフト下のおこもりスペース。 「好き!」が全部、 手の届く範囲に集合していて 思わず身

  • 玄関開けたらすぐかわいい、ヘリンボーンの部屋が大阪にあるねん - 物件ファン

    あんなぁ、僕、こう見えて かわいいもん、結構、好きなんよ。 だから、この部屋、ひと目見ただけで めっちゃ気に入ってん。 玄関開けたら すぐに、これやねん。 ええやろ? 室内窓っぽいパーテーションも、 おしゃれやろ? 三和土の模様が、たまらんのよ。 ぱっと見、かわいい!って思うねんけど、 よう見たら白地にブルーの幾何学模様で 甘すぎへんかわいさが、心くすぐってきて ニクイねえ。 僕、スニーカー持ちやから ここにずらーっと並べて、 壁のフックには 帽子をばーっと飾るつもり。 やー、こうして遠目に見ると あのぽわんとした丸いライトと マスタード色の壁も しみじみ、ええなあって思わへん? 間取りは1K。 もともとは2Kやったのを 広ぉにしてんて。 ええわあ、広ぉして、大正解やで。 この床が、また、かっこええねん。 ヘリンボーンって言うのん? もし気出して木材で組んで作るなら 細長い木を あっちゃ

  • ガラスの向こう、彼女の背中に「ただいま」を。 - 物件ファン

    視界が抜けている ガラスの間仕切りの向こうに、 今日も彼女の背中が見える。 3帖の洋室の中が、 仕事中の彼女の定位置。 扉を開けてリビングとつなげれば 広い空間で仕事ができるのに、 「これくらいが落ち着く」らしい。 ガラスの向こう側にいる背中が、 たまに知らない人みたいに見える。 こちら側に戻ってきてほしくて、 部屋に帰ってくるたびについ 仕切りをそっと開けてしまう。 「……ただいまぁ」と声をかければ、 くるりとこちらを向いて 「ん、おかえり」と彼女が微笑む。 その声と笑顔を受け取って、 やっと心がほぐれていく。 13.1帖のLDKには、 ふたりで使うといっぱいの まぁるい机と椅子が置いてある。 お互いに人を呼ぶ気はないから、 特に迷わずに選んだサイズ。 ふたりで作る料理を、 ふたりだけでべる日々。 窮屈さはない、飽きもしない。 おだやかな時間だけが ふたりの間に流れていくだけ。 彼女が

  • 小さな平屋でふたりの小さな暮らしを夢見る。 - 物件ファン

    なんか、数年前に見た邦画に こんな家に住む主人公がいたな、と思った。 大都会の隙間のような場所に ひっそり、ちょこんと佇む古い平屋。 それまでのマンション暮らしから 突如こんな家に移った僕に 友人らは驚いていたけれど、 こっちの方がしっくり来るね、 と言う友人もいたし、 自分でもそう思う。 東京から電車で2時間ほどの のんびりした田園も広がる土地で 育った僕にとって やはり、土の匂いがするのは落ち着くし 毎朝、起きて、地面に足がつけるだけで ホッとしたりする。 雑草はすごい生命力で生えるし、 この春先には、オオイヌノフグリや タンポポが生えてるのを見て 感動を覚えてしまったくらいだ。 雨が降ると、もわんと、 生温かい雨の匂いが充満する。 眺めは良いとは言えないけれど、 小さな自然と、風を、肌で感じられるのが 何よりも、良い。 母は「へぇ、新宿なんて都会に こんな家まだあるんねぇ」と感嘆して

  • くすみカラーに癒やされる、池袋の1LDKで二人暮らしをはじめよう。 - 物件ファン

    「この際、二人で暮らそうよ」 大きなエイが泳ぐ大きな水槽の前で 彼が不意に言った。 転職したのを機に、職場に近い新居を 探していると伝えたのは1週間前。 駅の向こう側にいい部屋を見つけて 内覧の予約がとれたから、 この水族館からだと少し歩くけど ついでに見に行こう、と。 普段はのんびり屋さんなのに、 やると決めたら大胆に 用意周到な彼なのだ。 1978年築のレトロなマンション。 ワンルーム住まいの私には 1LDKはとても広く感じる。 やだちょっと、素敵じゃないですか。 スッキリとした白い天井に ライティングレールの照明。 床は味のある色合いのフローリング。 くすみカラーのアクセントクロスは 私の憧れ。 あれ、言ったことあったっけ? 「ずいぶん前に、テレビ見ながら いいなーってつぶやいてたよ」と、彼。 あなたの記憶力には いつも、頭が下がります…。 窓の柵が、子どもの頃に住んでいた 団地を思

  • ブルーとグリーンがチャームポイント、わたしのお城に遊びに来てよ - 物件ファン

    新潟県長岡市。 愛すべき、生まれ育ったこの街。 少し車を走らせれば 雄大な日海を望めるし 地元の花火大会は涙が出るほど素晴らしい。 「いつまで独りでいるつもり?」って 両親からの質問への答えは出ないけど これだけは言える。 「いつまでも地元にいるつもり」。 だけど独り立ちはしたいなぁと 実家と同じ長岡市にある マンションの一室を買ってしまった。 17帖のリビングなんて 実家のそれより広くて ドキドキしちゃう。 ひとり暮らしなら 三和土はコンパクトでもいいんだな、と 軽いカルチャーショック。 だけど大きなシューズラックは使い放題。 を買い足すたびに 「脚は2でしょ!」って言われる毎日が 少しだけ懐かしい。 広い広いリビングには ずっと憧れていた チーク材の丸いダイニングテーブルセットと 大きなゴムの木を新生活のお供に。 グリーンの壁に囲まれた ステージのように1段上がった床に 真っ白の

  • 私らしくなるためのインダストリアルな雑司が谷の部屋 - 物件ファン

    私が私らしくなるための 私好みの部屋を見つけた。 あいつと別れて、 3年一緒に住んだ部屋を出て、 思えば初めての、一人暮らし。 パテ跡が残るコンクリート壁に 足場板の床材。 武骨で倉庫風だけど このクールな感じが 私はたまらなく、好きなんだ。 あいつはこんな部屋 絶対に選ばないだろうな。 前の部屋を二人で捜した時だって、 広くてインダストリアルな内装の いい部屋があったのに、 あいつが 「倉庫みたいなのは嫌だ」っていうから 私が仕方なく、譲ったんだっけ。 でも、これからは このワンルームが私のお城。 私のやることに ケチをつけるヤツは、もういない。 メイクもファッションもインテリアも 私の好きなように自由気ままに 目いっぱい、楽しんでやる。 家具はミッドセンチュリーなテイストにして、 でも、ソファはヴィンテージ感のある レザーのものがいいな。 差し色にヴィヴィッドな赤色の クッションを置い

  • ふたりで、元気なおばあちゃんになりましょう。 - 物件ファン

    「◯歳までお互い ひとりで暮らしてたらさぁ、 うちら一緒に住むのもいいよね」 今よりずっと若いときに ポンと出たあの言葉が、 まさか現実になるなんて。 あのときはお互い 信じていなかったでしょう? ふたつの洋室は、 それぞれの部屋として。 和室は一緒にゴロゴロする部屋に。 彼女が見つけてきた物件は、 ふたりで暮らしていくには なにも文句がない間取り。 北側の洋室は私の部屋。 置いてある家具は ベッドとデスクくらいなので、 6帖の空間がさらに広く感じる。 南側の洋室は彼女の部屋。 私の部屋と同じ6帖のはずなのに、 物があふれているせいで 実際よりコンパクトに見える。 フルリフォームされた内装は、 ホワイトベースのさわやか仕上げ。 「おばあちゃんになって もし家にいる時間が長くなっても、 部屋が明るいと気分がいいでしょう」 ふわりと笑って彼女は言う。 そうね、私たち一緒に 元気なおばあちゃんに

  • 東洋美と幸せにあふれる京都のリノベーション - 物件ファン

    私たち夫婦共通の、 来日20年になる親友が、 セカンドハウスを買ったというので さっそく見に行ってきた。 「歴史あるニホンカオク」と言うから どんな町家かと思いきや、 外観は最近できた 建て売りのようにきれいで 意外だったのだけど…。 中に入ると 日文化が大好きな彼らしく、 東洋の美にあふれていた。 宿にする予定で リノベーションされたものの 彼が入居するまでは未使用で まだできたての匂いが漂っている。 入ってすぐの3.5畳の和室は 彼の大のお気に入り。 すりガラスの建具に 存在感のある欄間。 レトロな切子ガラスの照明が 優しく照らす小部屋で ひがな一日、詰碁をするのが ここでの楽しみのひとつらしい。 続くダイニングキッチンは 遮るものがなく 奥の坪庭まで抜けていて 開放感があるつくり。 坪庭のある家に ずっと憧れていたそうで、 ほとんど、一目惚れだったそう。 「苔と白石のバランスがイ

  • ツリーハウスへの憧れを、高台の平屋に託して - 物件ファン

    樹の上に絶妙なバランスで存在する ツリーハウス。 そこで自然を感じながら 自由に暮らせたら どんなに素晴らしいだろう…。 昔、絵で目にしてから ずっと憧れていた世界。 とは言え、仕事もしていれば 家族だっている私。 ツリーハウスで暮らすという選択は さすがに難しく この木々に囲まれた高台に建つ平屋に ほんのりツリーハウスのイメージを重ねて 楽しく過ごしている。 母屋のロフトに奥の離れ。 子どもも大人も 心躍る間取り。 玄関のかわいい柄が隠れないように は手作りのシューズラックへ片付けるのが 家族みんなのお約束。 のはずなんだけど… 目の前に長い廊下があると 片付けもそこそこに走り出したくなる 子どもたちの気持ちもわかるんだよなぁ。 カラフルなクロスが たくさん使われたお部屋も むき出しの柱の枠組みがあると 不思議とまとまるものだ、ということには 暮らし始めて気が付いた。 私のお気に入り