いつも京都の、日本の住宅のすばらしさを 再認識させてくれる八清さんの物件。 今回は、紹介するほうも 背筋がすっと伸びる思いです。 というのも特別づくしのお家だからで、 まず立地が特別。 京都の琵琶湖疏水に沿って敷かれた、 銀閣寺と南禅寺をつなぐ散歩道「哲学の道」。 春は桜に、秋は紅葉に彩られる いわずと知れた名所です。 その哲学の道のすぐ脇、 散歩道からつづく石畳の階段を 下りた先にたたずむ日本家屋。 立地といい、風格のある佇まいといい、 一見しただけでは民家と思えませんが、 こちらはれっきとした住居。 八清さんが改装を手がけた 売買物件です。 昭和初期に建てられたとおぼしき こぢんまりした古民家を、 風情のある意匠は踏襲しつつ 現代手法を用いてアップデート。 間取り図を見れば、 いかに特別な立地なのかが よくわかりますね。 簡素な美しさをまとった外観に 燃えるような紅葉が映え、 思わずた