【前回】「独立志向のクリエイター向け 5分でわかるティール組織」はこちら このタイトルに反応したあなた。アラフォーですね。わからない方は検索してみてください。 でも、今回のコラムは“あの”ヒット曲に関するものではありません。「タンジブルな」マーケティングのお話です。 「タンジブル(tangible)」は、日本ではあまり聞きなれない言葉だと思いますが、英語ではよく使われる形容詞です。「触ることができる」「形がある」というのが元々の意味ですが、そこから転じてコンセプトやアイデアなど形のないものが「具体的で理解しやすい」というようなニュアンスでも使われます。 まったくタンジブルではなかった、マーケティングの戦略 さて、マーケティング・ブランディングの戦略は「タンジブル」でしょうか。多くの場合、そうではありません。古典と呼ばれているマーケティングの教科書は、どれも分厚いですよね。そこにはコンセプト