すべてではないと思うんですが 今の30代半ば以降の、バブル崩壊後に社会人になった世代は、積極的にモノを買わなくなったといわれています。それは景気がいいの悪いのの域を超え、習慣として根付いてしまっていると。私のような、わずかな期間でもバブルを経験した世代としては、どうしても「貧乏くさい趣味?」という印象が拭えず、「それで楽しいの?」なんて余計な文句も言いたくなったりしてしまいまうのですが。 でも、懐古にすがってばかりで、こうした時代の流れをしっかり把握しておかないことには、商機は見えてきません。そんな、従来の物差しでは通じない新たな価値観を持った世代の秘密に迫るのが、本日紹介する一冊「シンプル族の反乱」です。 車が全くといっていいほど売れていないとか。いや、環境対策とランニングコストでの値頃感を謳った特定の車種に限って狂ったように売れている状態、といった方が正しいでしょう。一方で、ユニクロや