11月20日(火)、その夕方の便で帰国するという日本出張の最後の日。午前中の最後の予定(早稲田大学法科大学院での特別講義)を終えて、ホテルに戻ってメールを開くと、こんな言葉が妻から。 もう仕事はだいたい終わったのかな? ジャックは残念ながら、がんでした。 戻ってきてから言ったほうがいいのかな?とも思ったのですが、空港に着いて第一声がそれでも疲れているところに良くないかもしれないし、と思ってメールしました。 僕の東京での仕事が全部終わったタイミングを見計らって送られたメールだとわかったので、すぐに妻に電話をした。 その数日前に、ジャックの前足の爪から出血があったため病院に連れて行き、万が一のこともあるので検査しましょう、ということになった、という話までは聞いていた。その検査結果が、黒い大型犬の老犬に多い「爪床部の扁平上皮癌」だったというのだ。感謝祭明けの金曜日(23日)にドクターのところに行