すでにFreeBSDを導入している読者にとっては、インストールCD-ROMを用いたアップグレードや、ソースからコンパイルしてアップグレードするやり方は釈迦に説法であろう。一方最近のFreeBSDには、ちょうどWindows Updateのように、バイナリで簡単にアップデートできるfreebsd-updateという仕組みが整備されている。 この仕組みは本来、同じリリース内でセキュリティパッチレベルを上げるため(たとえば08年3月4日にFreeBSD 6.2-RELEASEでupdateを使ったところ、パッチレベル11にまで自動で上げてくれた)に用いられるものだが、6.3-RELEASEからは、「upgrade」オプションで異なるリリースに上がることが可能になった。6.3-RELEASEから7.0-RELEASEは、この新機能が本領を発揮するはじめての例、しかもメジャー番号の更新ということな
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