各省庁が公表しているデータや資料には、ニュースなどであまり取り上げられない、けれども興味深いものがたくさんある。ここで話題にする「買い物難民」もそのひとつだろう。 買い物難民とは「流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品等の日常の買物が困難な状況に置かれている人々」を指す。別名、買物弱者とも呼ばれている人たちのことだ。経済産業省はこの問題について2015年に『買物弱者応援マニュアルver3.0』を発表した。 その数、約700万人高齢化の進んだ過疎地を主として、買い物難民の問題は深刻化している。前述の『買物弱者応援マニュアルver3.0』によると、なんと日常の買い物に困っている人の数は、国内で約700万人と推計されている。 この記事をスマホやPCで読んでいる人には、にわかに信じがたいかもしれない。でも、シャッターだらけの商店街、いつの間にか潰れてしまった駅前のスーパーマーケット、そこに暮らす
今日、絶滅の危機にある動物を紹介するキャンペーンとして、国際動物福祉基金(IFAW)が制作したビジュアルイメージが、世界で高い評価を得ている。 過度な森林伐採や密猟、乱獲により生命を落とす野生動物たちの現実を表現する手段に選んだのが、今や家庭にまで浸透してきた3Dプリント技術。キーワードは、その再現性だ。 サバンナに生息するアフリカゾウ。インドゾウやマルミミゾウと共にレッドリストに登録される彼らの一番の外敵は、皮肉にも象牙を狙う人間たちだ。 ゾウの脚元から胴体、長い鼻と牙を通って、次第に輪郭が現れてきた。体躯の上を水平に走るチューブはプリンタの先端。つまりは、3Dプリンタを用いてゾウの躰を再現している途中段階が表現されているのだが…。まるで、製作工程で主電源を切ってしまったような中途半端な状態。けれど、これが完成形なのだ。 この違和感が表現するものこそが、絶滅への危惧だとIFAWは説明する
【5月26日 AFP】(写真追加)知能が低く、動物同然だと長年考えられてきた旧人類のネアンデルタール人だが、17万6500年前には儀式目的とみられる複雑な地下構造物を、火明かりの中で建造していたとの研究論文が25日、発表された。現生人類の絶滅した近縁種であるネアンデルタール人の、より知的な一面を垣間見る研究結果だ。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、ネアンデルタール人は、洞窟の内部に石筍(したたり落ちた水滴中の炭酸カルシウムが沈殿・堆積したもの)の断片を膝くらいの高さまで、塀のようにいくつも積み上げていたとされる。一部には、不完全な円形のものもあったという。 構造物があるのは、仏南西部ブルニケル(Bruniquel)洞窟の入り口から300メートル以上の奥深い場所で、6個ある構造物の大きさは、それぞれ幅7メートルほど。これらはすべて、現生人類ホモ・サピエンス(Hom
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