ムダをなくす? ムダをなくす代表選手のような形で、八ッ場ダムの中止が民主党のマニフェストに登場した。ただ、この問題をムダかムダでないかだけで議論するのは無理だと思う。ここまで費用をかけてきた、だから、前に進むべきか、止めるべきかを通常の費用だけで考えることに無理があると思うのである。 もし、1000人収容の会館を造り始めたとして、途中まできて、300人で十分、1000人はムダだとなったとしよう。その場合には、1000人の会館を300人で使うとした場合、300人の会合を必要に応じて、民間の会議場を借りて行うとした場合との比較をする。 前者の方が経済的となれば、後はできるだけ経常経費を少なくするようにして使うことになるし、後者の方が経済的となれば、1000人の会館の建設を中止することになろう。 しかし、ダムの場合には、特殊な問題がある。ダムがあることが、どう見ても環境破壊であるにも拘わ
残業を早々に切り上げてさっさと帰りたかったけど、あともう少しあともうちょっとと頑張った。 「もう今日は帰りたい」って、仕事を続けるのがなぜか嫌で嫌でしょうがなかったけど、 自分の左手を机に釘で固定した姿をイメージして、左手を机にへばりつかせて右手だけで仕事を続けた。 4年くらいすると、ろくに仕事ができなくなった。それでも仕事を続けた。 6年くらいすると、精神的にも肉体的にもボロボロになった。休みが増えて給料が減り貯金を取り崩してでも無理して勤め続けた。 貯金がゼロになった時点でやっと休職する決断をした。だがもう遅かった。 プライベートもボロボロ。人付き合いもtwitter上だけ。…いや、ひとりごと言ってるだけだから、人付き合いに含めちゃだめか。 http://anond.hatelabo.jp/20090904095849 多少の無理も必要なんだろうけど、撤退の決断が遅れると破滅する。 医
傲慢な援助 作者: ウィリアム・イースタリー,小浜裕久,織井啓介,冨田陽子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/09/04メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 55回この商品を含むブログ (27件) を見る イースタリー先生の最近の発言、特にネットでのそれは正直かなりアレだと感じることも多いので、ほとんどフォローしていません。が、この本が重要な本であるという評価は今も変わりません。少なくとも、(内容の妥当性はともかく)全編官僚の作文みたいなサックスの本よりは10倍は面白いでしょう。この機会に、以前書いたイースタリー関係のエントリをサルベージしておきます。 イースタリー講演と日本の開発援助 イースタリーとサックスがハイエクと福祉国家をめぐってケンカしている件について 再び「白人の重荷」について イースタリーと世銀との確執 イースタリーとハイエク セン・イースタリー論争(
最近の投稿 [メモ]シンボル信仰と国旗 ハウザー問題の続き ハウザーのラボで不正があったかもしれないという報道 Comic-Conでの”偶像崇拝”ヘイトデモ 道徳の新しい科学 ダーウィンは正しかった。あるところまでは。 進化の運命:PZのレビュー 融和主義者の戦略 進化ダイエットと創造論者ダイエット ボブ・ジョーンズ大学で使われている科学の(クリスチャン・サイエンスの)教科書がすごい件。 砲火を浴びた進化論 宗教の起源:適応か副産物か? ”What Darwin Got Wrong”のつづき 『ラカンは間違っている』 What Darwin Got Wrongについて アーカイブ 2010年9月 (1) 2010年8月 (2) 2010年7月 (7) 2010年4月 (2) 2010年2月 (4) 2010年1月 (2) 2009年12月 (9) 2009年9月 (9) 2009年8月 (
引きつづき『日曜討論』より、飯田泰之語録。 「これってNHKの著作権侵害じゃね?」というのは自分でも薄々感じてはいるのですが、あくまでも公共の福祉のための「引用」とみとめていただけないかしらん、と思っています。申すまでもなく、当エントリの文責は私にあります。なお、飯田先生の許可を得たというのは、あくまでも道義的に「仁義を切った」ということであって、著作権に関する問題が法的にクリアされているかどうかは別だというのは、承知しております。深刻な法的問題があるようなら、当エントリは即刻削除させていただきます。あしからず。 どうする財政再建 財源の付け替えだと、結局はプラマイゼロになっていく。財政再建をやるときに、現行の政権はどうしても増税による財政再建という方向に進みがちなんですよね。そうではなくて、もっと将来の成長戦略を描くことで、税の増収による財政再建というビジョンを持っていかないと、ジリ貧に
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