3月。卒業シーズン。 今日は3月11日。5年前に東日本大震災の起こった日でもある。 メディアもあの日のVTRを流したり、今の被災地の様子を番組内で中継したり、様々な角度から伝えている。 5年前の今日、東北からは離れたところにいながらも、緊急のニュースはすぐに伝わり、職場にある一つのテレビもつけられた。そのテレビの映像に言葉を失い、阪神淡路大震災もフラッシュバックして、小刻みに震えていた。 当時は、高校の教員をしており、卒業式を終えた3年生の、国公立大学の後期2次試験の対策を行っていた。そのうちの一人の生徒の父親は、出張でちょうど東北に行っており、自分の受験と安否の心配が重なり、不安な思いを抱えていたということをあとで知った。 震災は忘れない。これまでの自己の歩みの過程にある。 いろいろ思いめぐらしていた時、たまたまつけていたTVから流れてきた話題。中学校の卒業お祝い献立の給食に対して、震災