厚生労働省が大手人材派遣会社に委託し、2017年度に開かれた若者の就職を支援するセミナーで、参加した合わせて190人に1人当たり5000円が支払われていたことが分かりました。厚生労働省は派遣会社に440万円余りの返還を求めるとともに再発防止を徹底するとしています。 首都圏などの若者の地方での就職を支援する「LO活プロジェクト」は、厚生労働省が5年前から開いています。 しかし、厚生労働省が調査を行った結果、2017年度に開かれた56回のセミナーのうち16回で、参加した合わせて190人に対し、1人当たり5000円が支払われていたことが分かりました。 セミナーの運営は大手人材派遣会社「パーソルテンプスタッフ」に委託されていて、参加者を集めるために派遣会社からさらに委託を受けた東京都内の会社が、電話で呼びかけを行うことになっていました。 しかし実際には別のイベント関連会社に再び委託され、この会社が
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