健康への関心の高まりを受けて、自分で手軽に血圧や脈拍などを測定できるガジェットは次々と商品化されている。広い意味ではフィットネストラッカーもそのうちの1つだが、その多くはリストバンドのように身につけるタイプのものがほとんどだ。しかし、このほど登場した「Wello」はiPhoneケース。通常はケースとして使いながら、気になった時にヘルスモニターとして活用できる。 米国のスタートアップ「Azoi」が開発した。見た目はまったく普通のシンプルなケースだが、背面にセンサーやチップが埋め込まれていて、端末を横にして両手で数秒持つだけで血圧、心電図、脈拍、体温、血中酸素濃度、呼吸速度などを測定することができる。脈拍や体温くらいなら代用品はあるが、心電図まで測れるというのは珍しい。 WelloはBluetoothで端末と交信し、測定したデータをアプリに送るようになっている。測定してすぐにデータをスクリーン