詐欺症候群と「鍛えることを女々しい」と思う世界観 非モテからの脱却に成功した私だったが、私の中には違和感が残った。「脱オタ」を達成するために私は興味も無いファッションや流行の遊びを勉強して大金をつぎ込み、夜の盛り場に繰り出しては女性に声をかけ、明るく陽気に振舞い女性たちを楽しませた。いかにも自分が「リア充」であり魅力的な男性であるかのように本来の「非モテ」な自分を偽り、女性たちを「騙した」のだ。 弱者男性論そのものについては沈黙しておこうと思ったのだけど、この文章を読んで色々と考えたい点が出てきた。Twitter の Space 機能を用いて id:Ta-nishi さんと話していく中でいくつかの論点について自分なりの腹落ちをしたのでメモしておきたい。 この症候群にある人たちは、能力があることを示す外的な証拠があるにもかかわらず、自分は詐欺師であり、成功に値しないという考えを持つ。自分の成
![「社会適応という名の悪」は死ぬまでの成長を期待する新たな姥捨山に殉じる罪悪感なのではないか - 太陽がまぶしかったから](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d62dfbdcdf3587ab6ce5ba5530de52a3e81e25f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61b6fHAir0L._SL500_.jpg)