HOME 日本共産党の政策 ・・ 憲法を破壊し、「海外で戦争する国」をめざす歴史的暴挙――集団的自衛権行使容認の「閣議決定」の撤回を求める 日本共産党幹部会委員長 志位 和夫 (1) 安倍政権は、本日、国民多数の反対の声に背いて、集団的自衛権行使容認を柱とした解釈改憲の「閣議決定」を強行した。 「閣議決定」は、「憲法9条のもとでは海外での武力行使は許されない」という従来の政府見解を180度転換し、「海外で戦争する国」への道を開くものとなっている。 こうした憲法改定に等しい大転換を、与党の密室協議を通じて、一片の「閣議決定」で強行するなどというのは、立憲主義を根底から否定するものである。 日本共産党は、憲法9条を破壊する歴史的暴挙に強く抗議する。 (2) 「閣議決定」は、「海外で戦争する国」づくりを、2つの道で推し進めるものとなっている。 第一は、「国際社会の平和と安定への一層の貢献」とい