米食品医薬品局(FDA)の諮問員会は3価ワクチンを全会一致で推奨した/Joe Raedle/Getty Images/FILE via CNN Newsource (CNN) 米国でインフルエンザの予防接種に使われるワクチンが、過去10年間使われてきた4価ワクチンに代わり、この秋から3価ワクチンに変更される。 今年秋から米国内で流通するのは全て3価ワクチンになる予定。この変更の一因は新型コロナウイルスだった。 これまでの10年間は、インフルエンザA型2種とB型2種に対して効果のある4価ワクチンが使われていた。しかし米食品医薬品局(FDA)の諮問員会は5日に行った投票で、B型の「山形系統」を除いた3価ワクチンを全会一致で推奨した。 山形系統は新型コロナが流行する以前から減少していたが、コロナ禍のマスク着用や外出自粛、換気の徹底といった対策によって消滅した様子で、2020年3月以降の検査では検