食品の健康への働きを企業の責任で表示する機能性表示食品の販売が今月始まった。国は効果や安全性などを審査せず、代わりに届け出られた情報を公開する。消費者に判断してもらうという考え方だ。ところが公開された情報はむずかしい専門用語がいっぱい。どうすればいいのだろう。 【写真】河野康子・全国消費者団体連絡会事務局長 ■「アゴニスト活性」?「潜在的な選択バイアス」? 健康食品大手ファンケルが19日に発売する機能性表示食品「えんきん」は、ルテインなどの成分を配合、目の健康への働きをうたうサプリメント。「手元のピント調節機能を助けると共に、目の使用による肩・首筋への負担を和らげる」と消費者庁に届け出た。同社は「科学的根拠は臨床試験で実証。パッケージもわかりやすくした」と言う。 機能性表示食品は、健康への働きを企業の責任で商品に表示できる新制度だ。規制緩和によって経済成長を目指す安倍政権の戦略の一環
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