自動車に取り付けられているナンバープレート。一部の特殊な車両をのぞき、その一般的な記載内容は上段左から順に、登録を行った運輸支局などの場所を示す地名、自動車の用途や大きさなどをしめす3ケタまでの数字、下段左に移って1文字のひらがな、そして右に「一連指定番号」と呼称される4ケタの数字です。 【写真】昭和20年代のナンバープレート このひらがなの部分、実はいくつか“使われていないひらがな”があります。 そこに記載されるひらがなは、その文字ごとに意味する内容が決められており、「自家用」「事業用」「貸渡(レンタカー用)」「駐留軍人・軍属私用等」という形に大別され、それぞれに42字のひらがなが割り当てられています。「駐留軍人・軍属私用等」にはアルファベットも使用され、具体的には以下の通りです(軽自動車は異なる)。 ・自家用 さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆ らりる