一度食べだすと歯止めがきかなくなり、気がつけばスナック菓子を1袋ぺろりと食べてしまう。そんな経験はないだろうか。お腹がいっぱいのはずなのに、「もっと食べたい」と食べ物に手が出てしまう。これが依存の怖いところだとアメリカ在住の内科医・大西睦子さんは警告する。 【写真】米研究で明らかになった食物依存症になりやすい食べ物第1位とは? 「食べることがコントロールできなくなることを『食物依存症』といいます。単なる食べすぎとは違って、ここでいう危険で注意が必要な食べ物とは、習慣的に食べすぎてしまい、さまざまな健康被害を引き起こすものを指します」(大西さん・以下同) 大西さんによると、食物依存症はアメリカで深刻な問題になっており、“中毒”になりやすい危険な食べ物の研究調査も積極的に行われているという。 「2015年に科学雑誌『PLOS ONE』で、米ミシガン大学による研究が発表されました。18才から23