6月30日、シリーズ5作目となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で、主人公の精悍な考古学者が帰ってきた。彼の登場には、やはりジョン・ウィリアムズによるあのテーマ曲が欠かせない。 今年91歳を迎えたウィリアムズは以前、この作品が最後の仕事になると語っていたが、最近のインタビューでその発言を取り消した。「もし『インディ・ジョーンズ6』をやるなら、私も参加するよ」と彼は言う。 その驚くべきキャリアの折々に訪れた重要な転機について、米紙「ニューヨーク・タイムズ」がウィリアムズ本人に聞いた。 初期の作曲スタイルが「いちばん簡単」 ウィリアムズは駆け出しの頃、スタジオミュージシャンとして『ティファニーで朝食を』(1961)や『ウエスト・サイド物語』(1961)などの映画音楽でピアノを弾いていた。 その後、ジョニー・ウィリアムズ名義で徐々に作曲へと移行していき、コメディ映画用に軽快でジャジーな楽
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