朝の通勤時、近所の中学に通う女子3名がいつも道路の向かって左側を横並びで歩いてくる。 その道路は一車線一方通行で両脇に歩道があり、お互いが向かって左側を歩けば人同士がすれ違えないような狭い道路ではない。 どうやら手前にある向かって左側の側道からくる生徒と待ち合わせをしているらしく、そのまま向かって左側を歩いてきているようだった。 一方通行のこの道は、自分より背面から車が来る道でもある。 つまり、女子中学生3人を避けるには、自分が後ろから来るかもしれない車をケアしつつ、車道側にでなくてはいけない。 労力が理不尽であることもさることながら、単純に危険だ。 そんなことにも気づいていないのだから、教えてやらねばならない。 かと言っていきなり話しかけても変質者だ。 仕方がないので、いわゆる歩道の白い線の内側を直進することにした。 ところがこの3人組は、一向に横並びの隊列を返す様子がない。 頭の中では
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