漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗った児童養護施設などへの寄付運動が全国で相次いだことを受け、プロレスラーの「タイガーマスク」本人が26日、浜松市南区の児童養護施設「清明寮」を訪れ、約40人の子供たちと触れ合った。 寄付運動が急速に広がった今年1月、清明寮には「伊達直人」を名乗る人たちからランドセルや文房具、食料品などが次々に届けられたが、現在、寄付はほぼなくなったという。 新日本プロレスと広告代理店「大日広告」(浜松市中区)が、「善意の輪を止めないために何かできないか」と考え、タイガー本人の慰問が実現した。タイガーは、子供たち全員と握手をして交流を深めた後、自転車4台とプロレス観戦チケットをプレゼント。子供たちはタイガーに「寝る時にはマスクを取るの?」「なんでプロレスラーになったの?」と様々な質問をぶつけ、楽しんでいた。 小学3年の男児(9)は「本物が来てびっくりした。マスクが