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ブックマーク / animestyle.jp (6)

  • 第201回 少女革命ウテナのこと その3 | WEBアニメスタイル

    さてさて。 『ウテナ』のキャラクターの色デザイン作業、コピック塗り+切り貼りの決め込みで、徐々にメインのキャラが定まっていきました。 まず最初にザッと幾原くんと打ちあわせて、ポイントになる部分は幾原くんが色のイメージを示し、それ以外のキャラの色はまず僕が色を置いてみてそれにみんなで意見出して決め込んでいく、という進め方で始めました。 主人公ウテナのピンクの髪の色は最初から幾原くんのイメージでした(これはあとで知ったのですが、当初さいとうちほさんのマンガの方ではウテナは金髪+赤い制服で進んでたみたいで、アニメ制作の段階で僕が参加してからはピンク髪で進んでました)。瞳の色は髪とのバランスでエメラルドにしました。これも幾原くんだったかな? 僕のイメージだったかな? ウテナが着ているの男子生徒の詰め襟制服は最初「赤」案と「白」案もあって、それぞれテスト的に塗ってみてましたが、「なんか『王子さま』過

    第201回 少女革命ウテナのこと その3 | WEBアニメスタイル
    by740
    by740 2013/11/22
    “「幾原くん、これはサルなの?ネズミなの?」と僕。「さあ、わからん!」と幾原くん(笑)。なので、どっちとも取れるような色、ってことでああなりましたw”
  • 016 絵コンテ本の楽しみ――『有頂天家族』編(2013年11月11日) | WEBアニメスタイル

    少し前に「この人に話を聞きたい」の取材で、富山のP.A.WORKS社スタジオに行ってきた。『有頂天家族』の吉原正行監督へのインタビューである。監督としての仕事だけでなく、『幽★遊★白書』や『NINKU』など、暴れん坊アニメーター時代についてのお話もうかがった。その記事は、発売中のアニメージュ12月号に掲載されている。 取材が終わった後で、P.A.WORKSの方から『有頂天家族』の絵コンテ集をいただいた。これはP.A.WORKS発行の書籍で、一般の書店では販売されていないようだ。お買い求めの方はP.A.WORKSの公式サイトをご覧になっていただきたい。その絵コンテを開いて驚いた。とんでもない密度で画が描きこまれているのだ。特に1話が凄い。建物も、人物も、モブシーンもきっちりと描かれている。キャラクターの芝居や表情も、完成映像に近い画になっている。弁天の色っぽさもバッチリだ。たとえば、狸の

    016 絵コンテ本の楽しみ――『有頂天家族』編(2013年11月11日) | WEBアニメスタイル
    by740
    by740 2013/11/11
    “2話以降はラフコンテを原画マンがクリンナップする予定だったこと、さらに演出助手が絵コンテのト書きを担当していること”
  • 第199回 『少女革命ウテナ』のこと その1 | WEBアニメスタイル

    みなさん、お久しぶりです。 Long Time No See. いきなりですが連載再開します! よろしくです! さてさて。 先日新宿ロフトプラスワンで行われた「第76回アニメスタイルイベント 少女革命ウテナ』をめぐるアニメ雑誌編集者の冒険[番外編]」、ちょっと覗きに行ってきました。懐かしいあんなことや、今まで知らなかったこんなこと、なかなか興味深いお話の数々。壇上の小黒さん、錦織さんのお話を聞いてるうちに、忘れてたあれこれをちょっと思い出したので書き残しておきます。 「辻田さん、原画とか動画の詰めとかわかるよね? シートとか全部読めるよね? ねえ、演出やらない?」。 あれは幾原くんがもう東映動画をやめて独立することが決まってた頃のこと、僕が何かの作品の作業でスタジオで徹夜したその明け方、仕上課の僕のところに幾原くんがフラッとやってきて……ん? 違うか? 早朝の大泉撮影所の堂で朝飯べなが

    第199回 『少女革命ウテナ』のこと その1 | WEBアニメスタイル
    by740
    by740 2013/11/10
    ウテナ開始直前のビーパパススタジオの様子
  • 番外編 『もぐらの アバンチュール』日本最初のカラーTVアニメの“発見” | WEBアニメスタイル

    リスト制作委員会 原口正宏 今から約1年前、この連載の第1回で「日初のTVアニメは何か」という話題に触れ、『もぐらの アバンチュール』という作品のことを紹介した。同作が1958年10月15日に日テレビで放映されていた、と書いたのもこの時が初めてだった。これは、NHKの『新しい動画 3つのはなし』(1960年)を最初のTVアニメと位置づけてきた歴史的常識を塗り替える快挙だったが、当時はあまり話題にはならなかったようだ。その後、昨年7月の頭にはウィキペディアに「もぐらのアバンチュール」の項目が立ち上がり(私が書いたものではない)、この作品が日初のTVアニメであることは公然の事実となったが、一般的な知名度はまだまだ低かったのではないかと想像する。 その『もぐらの アバンチュール』が、このたびアニマックスで放送されることが決まった。7月21日(土)の19時〜21時、特番「TVアニメ50年の金

    番外編 『もぐらの アバンチュール』日本最初のカラーTVアニメの“発見” | WEBアニメスタイル
  • 第322回 『てーきゅう』の挑戦 | WEBアニメスタイル

    いきなりですが いやぁ〜、他の仕事がかなり重なってたので全話切り終えるまでなかなか難航しましたが、1編90秒)切るのにはそれほど時間がかかるわけではありません。だいたい平均3時間? ま、原作の内容が濃いものになるとまとめるのにいろいろ頭を使って5時間かかったりすのもあるし、逆に一発描きで1〜2時間ってのもあります。昔、テレコムで大塚(康生)様に「3秒の動きは3秒で描け!」と言われました。もちろん原画の話であるし、そもそも原画であっても3秒で描けるわけもなく、これは「実際の芝居に可能な限り近い時間で動きを考えなさい」って事だと思いますが、それで言うならこのアニメ『てーきゅう』は実尺90秒にかなり近い時間でコンテが切られてるわけで、一種の理想型な気がします。あと『てーきゅう』は「原作どおりの内容を90秒におさめる」というのが自分の拘りなだけに、コンテを切ってる間、原作を何度も読み返すんで

    第322回 『てーきゅう』の挑戦 | WEBアニメスタイル
    by740
    by740 2013/06/20
    "昔、テレコムで大塚(康生)様に「3秒の動きは3秒で描け!」と言われました"
  • 第295回 アニメ『てーきゅう』の作り方(8) | WEBアニメスタイル

    で、やっと熱も下がり左腕の腫れもひいてきた(お医者さまありがとう!)ところで、『てーきゅう』OPの「奇跡」の話! ま、ぶっちゃけ1ヶ月かけて描こうと30分で描こうとコンテはコンテ。非常に楽々描いたコンテで「新作カットは5カット以内」と制作サイドから言われていたので、作業の大半は画を描くというより「ありものの画(OP作業に入った時点では1〜4話の画)をシャッフルして撮影指定を書いて画を組む」のがメインでした(もちろん新作の5カットは原画・動画まですべて自分でやりました)。 ここで、普段のOP(EDの場合も同様ですが)制作では 必要不可欠の「スポッティングシート」を使わずに作ったんです、 『てーきゅう』OPアニメは! スポッティングシートとは? つまり曲(歌)と画のタイミングを合わせるために編集さんから出される これさえあれば、詞の特定の部分が何秒何コマなのか? が一目で分かる、正にOPアニメ

    by740
    by740 2012/12/06
    制作のスピードもダンチ過ぎる
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