MAKERムーブメントは本当にモノ作りに影響を与えるのか。なぜ「モノ自体」ではなく、モノとネットの繋がりが重要なのか。「消費電力の見える化」を、ハード・ソフトの両面で実現してきた株式会社Sassor代表石橋秀一さんが語る、モノ作りとITエンジニアの未来について。 ▼インタビュー第1回はこちら ソフトとハードの融合はここまで来た―インターネット・オブ・シングスがもたらすエンジニアの未来[1] から読む MAKERムーブメントが可能にすること。しないこと。 ― Sassorは、いわゆるハードウェアベンチャーとして語られることも多いと思いますので、ぜひ今の「MAKERムーブメント」についてもお伺いしたいと思います。このところ、安価な3Dプリンタやレーザーカッターなどの登場で「モノ作りが変わる」と言われていますが、実際に石橋さんご自身の中で変化はありましたか? 試作品作りに関するハードルは、圧倒