(CNN) カナダの移民政策当局は2日、南アフリカの白人男性が同国内で黒人から迫害を受けたとして申請していた難民認定を先月下旬に承認したことを明らかにした。南アの白人がこの種の理由で難民として認められたのは異例とみられる。 一方、南ア与党のアフリカ民族会議(ANC)は「差別的な決定。人種差別主義を増長させる判断だ」と強く批判する声明を出した。白人男性が主張する迫害が深刻なものでなかったのなら、今回の難民認定は笑止すべき判断でもあると主張した。 カナダの移民政策当局は、同国政府の意向とは無縁の独立した委員会による判断であると反論した。 白人男性はカナダに1年以上にわたって不法滞在した後の昨年、難民認定を申請。カナダの地元メディアによると、カナダ移民政策当局は南ア当局は黒人による白人男性への迫害でこれを阻止する対応策を打ち出さなかったと判断したという。弁護士によると、白人男性は7度にわたり黒人
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