・フーリエ解析は、もとは熱方程式を解くために考えだされたものです。音声や画像の処理に役立ったのは、いわば想定外のことでした。 ・カメラで写真を撮るときに重要なのは、絞りとシャッタースピードです。絞りは大雑把にいえばピントの調整、シャッタースピードはブレの調整を行なうものです。 ・絞りを開けるとピントの合う範囲が狭くなり、全体がぼやけ、逆に絞れば、ピントの合う範囲が広くなります。 ・当然ながら、数学を教わるときには「数学ができる人=先生」に教わることになります。しかし、もともと数学ができる人は、苦手な人が数学を苦手とする理由を想像できないことが多いという、「教育のパラドックス」が生じています。 ・数学者のエピソードは、数学に親しみを持たせるものではなく、あくまで「数学者」に親しみを持たせるためのもの。実際のところ、数学者を知ったからといって、「それでは、さっそく、その数学者が成し遂げた業績に