ユニー・ファミリーマートホールディングスは28日、昨年9月の経営統合以来進めてきたコンビニ商品の一本化を完了したと発表した。サークルKやサンクスの独自商品はほとんど廃止し、集客力で勝るファミマ側にまとめた。 まずは、ファミマのプライベートブランドや無印良品を全店に導入。最後に弁当やサンドイッチを一緒にした。 サークルKやサンクスで扱ってきた商品のうち、今後も販売するのは「濃厚焼きチーズタルト」のみ。スイーツのブランド「シェリエドルチェ」は、名前はなくしたものの、レシピは受け継いだという。 看板のサークルKやサンクスからファミマへの掛け替えは、2月末時点で対象の1割超にあたる約830店で終えた。看板を改めた店では、売り上げが平均して2割ほど伸びているという。掛け替えの完了は、当初予定の19年2月からの前倒しをめざす。(大隈悠)