Cognitive Dailyの記事に、研究者の多くはエラーバーの意味をろくに理解していない、という話がありました(そもそもエラーバーって何だ?という方はこちらの記事をどうぞ。エクセルでエラーバーを表示する方法が知りたいという方はこちらへ。)。 どうやら私自身もエラーバーの意味を理解していないようだったので、記事の元になった論文と、そのまた元になった論文に目を通してみました。 確かに私はエラーバーの意味をろくに理解していなかったようです (^^; 例えば、上の様なグラフがあったとして、何が読み取れるか? (WBからいきなり「ペガサス級」という言葉を連想してしまったあなたは1960年代生まれ?) 1)エラーバーが95%信頼区間を表しているとすると、その長さ(WAまたはWB)は、標準誤差のだいたい2倍(信頼区間=標本平均±t×標本標準誤差。自由度が10以上だとtがだいたい2なので)。 2)エラ