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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (10)

  • 深町秋生の序二段日記

    昨日はついカッとなって書いた。買えればどこでもよかった。後悔はしてない。 で、結局のところ数十キロ先にある隣の隣の町のCDショップまで行って買ってきた。アメリカの片田舎じゃあるまいし……。Perfumeのニューアルバム「GAME」である。 熱狂的なファンなので冷静な批評なんてできないが、やっぱりすごいアルバムだと思う。とはいえ、それまでの特徴でもあった「あどけなさのあるチープなピコピコ電子音」というのがかなり後退し、ゴリゴリのハードさが前面に出ていてアダルティなクラブミュージックに仕上がっている。 表題曲の「GAME」はPerfumeの声を使ったcapsuleそのものの音楽のように思えた。(capsuleとは、プロデューサーである中田ヤスタカのユニット。現在はかなり攻撃的なエレクトロミュージックを志向)また同じく新曲「take me take me」も同じく中田ヤスタカの別ユニットであるコ

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    cTak 2009/05/14
  • 深町秋生の序二段日記

    さあニューシングル「ワンルーム・ディスコ」、今日発売ですよ!! 今日はPerfumeのお話。さていよいよ発売だ、今宵は盛りあがるぜ……と言いたいが、別にそうでもなく、発売されたころにはすでにPVとかで1000回ぐらい聴いてるので、購入したときにはもう聴き飽きてるのだった。まあそれがファンの正しいスタイルでありましょう。 PVも非常に凝った作りになっていて、いつもよりガール度が高いのっち先生、おみ足が美しいかしゆか嬢、ウインクをするあ〜ちゃん(ここ重要! ウインクをしてくれるあ〜ちゃん!)などが印象深い。 さて今回は季節感をたっぷり盛りこんだ歌である。私はといえば季節ソングはむしろ苦手なほうで、春といえばパブロフの犬のごとく桜がどうのこうのと歌いだすやつらがはびこり、夏になれば海だ日差しだとのたまい、冬になればシャンシャンとベルを鳴らしてクリスマスという安易な歌の数々にとことん嫌気が差してい

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    cTak 2009/03/29
  • 深町秋生の序二段日記

    ま、こんなもんでしょ……。 土曜日にやっていた「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負」は基的にはとてもおもしろかった。近鉄対ロッテにおけるジョークすれすれの神がかった大試合。リーグ優勝がかかった7時間を超えるダブルヘッダー。まるでマンガ「アストロ球団」のよう。これは泣けた。 しかしアリ対猪木のあのスタンスはどうか。いわゆるがんじがらめのルールのなかで懸命に真剣勝負をやった猪木。この猪木ベビーフェイス説に乗っ取った物語が大いに不満だった。そのあたりは大傑作「1976年のアントニオ猪木」が詳しい。 アリという超スーパースターに無理難題をつきつけられる猪木という物語。それがのちに猪木側がこしらえたストーリーなのは格闘ファンの間で有名だ。猪木は超エゴイストの人でなしであり、しかし過去のあらゆるカリスマ政治家や宗教家と同じくらいの天才アジテーターで、偉大な肉体表現者でもあった。そして関わった人間

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  • 深町秋生の序二段日記

    テレビの悪口を言うとブクマやトラバでこういう意見を目にする。 「ていうか、まだテレビなんか見てるなんて(藁)」 とかそういうの。この間なんか「まだテレビ見てるの? 信じられない」などという意見のトラバも頂きましたな。スナッフ殺人映像とか児童ポルノとかならまだわかるが、テレビ見たってだけで「信じられない」ときた。この手の人はミクシィとかにも一山いくらでたくさんいるんだけど(「テレビ見ません」などというコミュもあったり)、いつも不思議に思う。「テレビ見ません!」と唱えると、美少女が天から降ってきたり、ラピュタが崩壊したり、なんかおもしろい事態にでもなるんだろうか。それなら私も喜んで唱えるのだが。 と、つい嫌味。ついカッとなって。まあたしかにテレビは見ないほうがいいだろう。馬鹿になる。 そう思いつつも、このデジタル&ケーブルテレビ時代、山ほどあるクズみたいなテレビ番組のなかから掘り出し物を探すの

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    cTak 2008/11/17
  • 深町秋生の序二段日記

    ああ、とてもさわやかな気持ちだ。昨日はPerfumeの武道館ライブ初日を見に行った。 武道館という超でかいハコで見たところで、あんまりおもしろくはないだろうなとテンション低めだったのだが、これが意外にも大当たりだった。実にPerfumeのライブらしい多幸感あふれるゆるふわ(この言葉当は嫌いだ)なライブだったと思う。「ああ、これこれ。この感じがPerfumeなんだよなあ」と、ここ最近はずっときつい圧縮と脱水症状を起こしかねない高ストレスな条件下のライブが続いたので、懐かしい感覚にさえとらわれてしまった。 私は南2階席、ほぼ正面の席から見たけれど、席についたとたん「お、悪くないじゃないの」と顎をなでながらステージを見下ろしていた。よく考えれば新鮮な視点ではある。それまではどこもライブハウスだったので、ずっと爪先立ちになって彼女らを見上げていた。ひどい会場になると首ぐらいしか見えなかったが、今

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    cTak 2008/11/08
    「小橋のマシンガンチョップ」
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    過労死しそうな毎日だけど、ぼかあ今幸せだ。へへへ……。 そりゃそうだ。PerfumeのライブDVDが発売されたのだから。初夏に行われた全国ツアー「GAME」、そのなかのZEPP東京&最終日横浜BLITZでのライブが収録されている。 彼女たちのライブDVDはこれで2枚目だ。最初に出たのは06年の冬に原宿のライブハウスで行われたもので、翌年に「ファンサービスビター」として限定発売(のちに再販売された)された。最初のライブDVDは出世曲「ポリリズム」が出る前で、木村カエラもまだ紹介していなかったころ。一部のマニアックな音楽ファンやアイドルファンの間で「知る人ぞ知る」的な存在であったと思う。思うと言ったって、正直に告白すれば、私もそのころは名前を知っていただけだった。 まずDVD「GAME」で圧倒されるのは観客の熱気とうねりだ。一年半前とはかなり違っている。もちろん原宿ライブの客たちも熱いが、そこ

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    cTak 2008/11/08
  • 深町秋生の序二段日記

    よくこのはてなでは女の子にモテるモテないといった話題が出る。 個人的にはまったく興味を覚えないのだけれど、たまに「メタルや野郎臭い映画を見ているせいで女の子がよってこない」とか、まあネタなんだけれど、そういったふざけた話を目にすると、かっとなるときもある。そんなの音楽や表現作品のせいにするなよと。 とはいえ女の子の前では実に語りにくいコミックとか映画とか音楽とかはあるわけで、そういった作品がどれだけすばらしいか、男にとって輝かしく見える作品であるかをとくとくと語ると、より女の子にドン引きされるというハードな現実は厳然としてあるんだなあ。別に18禁エロマンガとかじゃなくとも。 http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20080909(日男児の生き様は 男の魂に火をつけろ!) というのをワッシュさんのところで見て、あれこれ考えてしまった。雑談。 さて今日は映画

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    cTak 2008/09/20
  • 深町秋生の序二段日記

    エコや燃料高騰で自動車が話題になることが多い。 月末となるとガソリンスタンドが大混雑する風景が、新しい郊外の風景として定着しそうだ。月が変わるたびに値上げされているのだから。先月も道路に行列の車がはみ出していて、いたるところの街道に給油待ち渋滞ができていた。 ただでさえ自殺者が多い(凶悪事件なんかさっぱり起きない平和な町だけど、とにかく自殺とひき逃げだけは毎日のように起きている)貧乏タウンだというのに、ガソリンの値上げは地元民にとってかなり痛い。なにしろ自動車がなければどこにも移動できないからだ。 かつて自動車は個人主義のアイコンであり、アメリカ的な自由を示す代表的なアイテムだった。戦後は「おれもいつかは自家用車を」と誰しもが夢を持ち、バブル期は「いつかはアウディ、いつかはパジェロ」とかに変わっていった。車はずっと成功の象徴でもあったのだ。そしてそのころになると誰もが持っているものとの前提

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  • 深町秋生の序二段日記

    http://www.nnn.co.jp/news/080601/20080601001.html(谷口ジロー「遥かな町へ」 独の漫画賞ダブル受賞) 谷口ジロー氏がドイツでこういう賞を受賞していた。ヨーロッパでの人気がすごいのは知っていたけれど、改めてすごいなと。 4月に出た新刊「冬の動物園」をちょうど読んでいたところだった。 これはマンガ家の卵だった氏の自伝的な物語であり、彼が得意としている(と私が勝手に思っている)昭和を舞台にしたものだ。昭和40年〜43年。ふとしたきっかけで京都の染物問屋から東京のマンガ家のアシスタントに転身した青年の、先が見えないけれどマンガと格闘しながら、病弱な女の子に恋をし、二人で自作マンガのストーリーを製作するといった瑞々しい恋愛をからめた青春記である。胸がしめつけられるような想いにかられながら読んだ。 帯にはでっかく「懐かしい」と書かれていて、ちょっと鼻白む

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  • 深町秋生の序二段日記

    今日は書くつもりなかったけれど、どうしても紹介せずにはいられない!! 昨日の動画に関連して教えていただいたBUBBLE-Bだが、そのなかで一番ショックを受けたのがこのネタである。一番有名なのはBUBBLE-Bsaku(ブクマなどから見ていただきたい。これもケッサク)なのかもしれないが。 BUBBLE-B IMAIZUMI 3分20秒からがすごい。教えてくれたDD師(id:Dirk_Diggler)、それにid:tripleshotさん。どうもありがとう。 それにしても、元ネタ自体もどうしようもない世界だけに、腹がよじれるほど笑ったよ。まったく。ガチンコって、こんなにどうしようもない番組だったの? こういう世界があるから今のテレビ小説があんな風にいたってるわけか。「どんど晴れ」もこんな感じだし。

    cTak
    cTak 2008/05/15
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