立憲民主党京都府連は5日、来年夏の参院選京都選挙区(改選数2)に、現職で党幹事長の福山哲郎氏(59)を擁立すると決めた。府連は近く党本部に公認申請する。 福山氏は1998年参院選で初当選し、現在4期目。民主党政権時代に官房副長官などを歴任した。立民が結党した2017年10月から幹事長を務めてきたが、衆院選敗北の責任を取り、近く辞任する意向を示している。 立民府連はこの日、京都市中京区のホテルで役員会を開き、福山氏の公認申請を決めた。福山氏は先月下旬、京都新聞社の取材に対し、来夏の参院選への対応について「私は自民党、共産党と戦うことになるだろう。私は私の主張を訴えていく」と述べていた。 京都選挙区では、自民党府連が今期限りでの政界引退を表明した二之湯智国家公安委員長(77)の後任に、京都市議の吉井章氏(54)を擁立すると決め、共産党も候補者擁立を目指している。