ダジャレのセンスを競う「D1だじゃれグランプリ」の全国大会が23日、東京・江戸川区立小松川さくらホールで開かれ、全国から集まった小学2年生〜55歳の28人が日本一の座を競った。 同グランプリは、シンガー・ソングライター兼絵本作家の中川ひろたかさんの呼びかけで、2004年から大阪や静岡など8か所で開かれてきた。今回は地区大会優勝者らによる初の全国大会。1対1のトーナメント方式で、お題をもとに30秒以内にダジャレを考えて発表し、審判3人が上げた旗の数で勝敗を決めた。 優勝は、秋田県大仙市の中学1年生高橋源さん(13)。決勝戦では「鍋」のお題に、「キムチ鍋を食べるときむちいい」とやり、栄冠を勝ち取った。金メダルならぬ「キンメダイ」を贈られた高橋さんは「困った時にダジャレを言うとスカッとする。ダジャレは奥義です」と喜んでいた。