【読売新聞】 パリオリンピックのレスリングは最終日の11日、女子76キロ級の決勝が行われ、鏡優翔(三恵海運)がケネディアレクシス・ブレーデス(アメリカ)を3-1で破り、金メダルを獲得した。鏡の優勝で今大会の日本勢の金メダル獲得数は2
外務省は、夏休みに海外旅行に出掛ける人々に旅先での安全対策を促すキャンペーンの一環として、「めっちゃ旅慣れた人が言いそうな名言」をお題に、海外での安全対策に関する投稿をツイッターで募集している。ツイッターでのユニークな発信で70万人を超すフォロワーを持つ河野外相が優秀作品を選ぶ。 投稿企画は、外務省の持つ公式ツイッターアカウントの一つ「外務省やわらかツイート」に「#海外安全選手権」のハッシュタグを付けて応募する。8月2日まで。外務省は、9月1日までの海外安全対策キャンペーン期間中に、お題を変えて計3回、投稿募集を行う予定だ。 外務省の海外安全情報をメールで受け取れる「たびレジ」への登録などを呼びかける狙いがある。
群馬県藤岡市と埼玉県神川町にまたがる下久保ダム(神流(かんな)湖)の管理所が、肝試しに訪れる若者らの迷惑行為を撃退する奇策を打ち出した。夜間に車や人がダムに近づくと、ご当地ヒーローの軽快なテーマ曲がスピーカーから流れ、雰囲気を一変させる。周辺は「心霊スポット」との風評に悩まされており、地元では「負のイメージ一掃を」と期待が集まっている。 下久保ダムは特撮の聖地とも言われ、1980年代から「仮面ライダー」シリーズなど人気ヒーロー番組のロケ地だった。エメラルド色に輝くダム湖は釣り人に親しまれ、下流には巨岩と清流の景勝地「三波石峡(さんばせききょう)」がある。 あらぬうわさがたったのは十数年前。インターネットで「心霊スポット」として広まり、肝試しの若者らが騒いだり、空き家に侵入したりと地域住民を悩ませてきた。湖畔で旅館を営む男性(60)は「『心霊』なんて言われたら、宿泊客が来なくなる」と眉をひそ
北海道稚内市の宗谷岬から約1キロ北西沖にある無人島・弁天島に大量のトドが上陸し、直径約70メートルの小島が多い時で約2000頭のトドに覆われた状態になっている。 北海道に現れるトドは主にオホーツク海北部や千島列島の沿岸で繁殖し、秋から春にかけて北海道の日本海側や根室海峡周辺に来遊する。 弁天島に異変が起きたのは2015年秋から16年春にかけてのシーズンから。それまでも数百頭の上陸はあったが、道立総合研究機構稚内水産試験場の推計で2000頭を超えるトドが上陸。17年5月には同島とその周辺で6000頭以上が確認された。 急増した理由は分かっていないが、同試験場の後藤陽子主査は「流氷やエサなどの海洋環境が影響しているのでは」と指摘している。 トドの増加で心配されるのが漁業被害だ。宗谷地方では16年度、被害が約5億8600万円に上っており、タコ漁の漁師(73)は「豊かな海が食い荒らされないか心配」
周南市議会は10日、臨時会を開き、書店やカフェを併設する図書館を核施設とする新徳山駅ビルの指定管理者に、レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」の企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定する議案を賛成多数で可決した。本会議は午前9時半に始まったが、たびたび審議が紛糾。休憩と再開を繰り返し、採決は11日未明までもつれ込んだ。 指定管理期間は開業から2023年3月までで、指定管理料は年間1億6000万円を上限とする。市は今後、CCCとの基本協定締結を早急に進める方針。 このほか、新駅ビルが最短で開業した場合を想定し、来年11月から23年3月まで5年5か月分の指定管理料約8億950万円の債務負担行為を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案など4議案も可決された。 新駅ビルは3階建て約5250平方メートル。CCCの提案では、1階はコーヒーなどを飲みながら本を読める「ブック&カフェ」、
体を触る行為を「治療」と称し、重い糖尿病を患っていた宇都宮市の男児(当時7歳)に適切な治療を受けさせずに死亡させたとして、栃木県警が26日にも、同県下野市の会社役員の男(60)を殺人容疑で逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。 男児の家族によると、男は「悪霊をはらう成功報酬」などとして、両親から200万円以上を受け取っていた。 捜査関係者によると、男は、男児が1型糖尿病と診断されていることを知りながら、治療に不可欠なインスリン注射をさせずに男児の足や腹を触るなどの行為を繰り返したことで、今年4月、男児を殺害した疑いが持たれている。県警は、男が自身に特別な力があると両親に信じ込ませ、適切な治療を妨げたことが殺人容疑に当たると判断した。
群馬大学病院(前橋市)で腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う高難度の肝臓手術を受けた患者8人が死亡した問題で、腹腔鏡手術を手がけた第二外科(消化器外科)による肝臓の開腹手術でも、過去5年間で、84人中10人が術後3か月以内に死亡していたことが関係者への取材でわかった。 開腹手術の死亡率は11・9%に上り、全国的な肝臓の開腹手術の死亡率に比べ3倍という高率だった。 開腹手術は、腹部を大きく切り開く手術。肝臓手術では、小さな傷口からカメラ(腹腔鏡)や操作器具を差し入れて行う腹腔鏡手術に比べ、一般に幅広く行われている手術方法だ。 同科が行った肝臓の開腹手術は、2009年4月から、同科の肝臓手術がすべて停止される今年夏頃までに、肝臓がんなどの患者84人が受け、60代~80代の男女10人が敗血症や肝不全などで死亡していた。 病院関係者によると、10人の手術を執刀したのは、腹腔鏡手術を受けて死亡した患者の執
群馬大学病院(前橋市)で2011~14年、腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う高難度の肝臓手術を受けた患者約100人のうち、少なくとも8人が死亡し、病院が院内調査委員会を設置して調べていることがわかった。 8人を執刀したのはいずれも同じ医師。同病院ではこれらの手術は事前に院内の倫理審査を受ける必要があるとしているが、担当の外科は申請していなかった。 病院関係者によると、手術が行われたのは第二外科(消化器外科)。死亡した8人は60代~80代の男女で、肝臓がんなどの治療として腹腔鏡を使う肝臓切除手術を受けた。手術と死亡の因果関係は現時点では不明だが、8人は術後に容体が悪化し、約3か月以内に肝不全などで亡くなった。 事態を重く見た病院側は現在、同科肝胆膵(すい)(肝臓、胆道、膵臓)グループの全手術を停止している。
千葉県病院局は22日、県がんセンター(千葉市中央区)で2012年9月から今年2月にかけて、同一医師による腹腔(ふくくう)鏡手術の後、短期間のうちにがん患者3人が死亡する事例があったとして、第三者検証委員会を設置することを決めた。 同局によると、女性(当時76歳)が12年9月に手術を受け、その日のうちに死亡。13年1月に手術を受けた男性(当時57歳)は翌日死亡し、別の男性(当時80歳)は14年2月に手術を受け、2週間後に死亡した。
補給艦「ときわ」の乗組員が毎週金曜に食べているカレー。19日には全国から各艦自慢の逸品が横須賀に集う(ときわ船内で) 海上自衛隊の艦船や部隊で作られたカレーライスの味を競う「護衛艦カレーナンバー1グランプリ in YOKOSUKA」が19日午前9時から、横須賀市の海自横須賀基地で開かれる。全国のイージス艦や補給艦など15隻が集結し、潜水艦部隊を合わせた計16品のカレーを一般市民に食べてもらい、投票でチャンピオンを決める。(光尾豊) グランプリは昨年12月、長崎県佐世保市で初開催されたが、この時は佐世保基地所属艦だけの参加だった。大湊(青森)や舞鶴(京都)、呉(広島)など全国の基地から味自慢の艦船が一堂に集まるのは横須賀が初めてだ。 各艦が参加する「艦隊訓練」のタイミングに合わせることで開催が実現。横須賀地方総監の武居智久海将は「各艦の調理員も優勝目指して意気込んでいると聞いている。海自自慢
福島県は6日、会津美里町の食肉処理業「会津畜産」が加工・出荷した馬刺しを食べた県内と新潟県の男女13人(1~91歳)が下痢や腹痛などを訴えたと発表した。 会津地方の男児(1)と女性(63)が入院しているが、快方に向かっている。食中毒の可能性が高く、同社は自主回収と製造自粛を決めた。 県食品生活衛生課によると、13人は会津地方の3家族8人と新潟県の10~20歳代の男女4人、新潟市の60歳代男性。いずれも3月24、25日に同社が加工した馬刺しを食べた。4日に新潟市から「馬刺しを食べた男性が健康被害を訴えている」と県に連絡があった。県は同社から提供を受けた検体を調べている。 同社によると、回収対象は県内分だけで計約336キロ。県外への出荷も多く、計約1トンに上る可能性もあるという。
東京・銀座の高級クラブからハイヒールを盗んだとして、警視庁池袋署は29日、住所不定、無職佐藤翔容疑者(28)を窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕したと発表した。 佐藤容疑者が契約していた杉並区のレンタルルームから約450足が押収されており、同署はいずれも盗品とみている。 発表によると、佐藤容疑者は昨年11月1日昼過ぎ、中央区銀座にある開店前の高級クラブの更衣室に侵入し、20~40歳代のホステスのハイヒール14足と口紅など26点(時価計約55万円相当)を盗んだ疑い。防犯カメラに佐藤容疑者の姿が映っていた。 佐藤容疑者は以前、別のクラブの従業員だった。調べに「高級クラブの更衣室のロッカーは宝箱。女性のハイヒールを盗むことに喜びを感じていた」と供述。神奈川、埼玉両県のクラブでのハイヒール盗も、自供しているという。
33回目を迎えた日本テレビ系「全国高等学校クイズ選手権(通称・高校生クイズ)」(13日後9・00)は今年、路線を変更する。ここ数年の「知力」重視を見直し、「知力・体力・時の運」が勝敗を分ける内容に。11年ぶりの海外ロケも敢行した。 海外で決勝ラウンド 番組は2008年以降、「知力の甲子園」を掲げてきた。しかし、本格的なクイズ番組を歓迎する声がある一方、難問ばかりで視聴者が一緒に楽しめないといった意見もあった。 総合演出の河野雄平は、「ガチンコ(真剣勝負)路線を5年やって、全国の高校にクイズ研究会ができるなど大きな反響があった。類似番組も増えてきて、一定の役目を終えた」と背景を語る。 テーマは「世界」。全国大会の決勝ラウンドは、タイとフランスで行われた。「今の時代に合ったものは何かと考え、高校生が世界を駆けめぐるクイズ番組になった」と河野。この路線が参加する高校生や視聴者に支持されれば、毎回
【ソウル=豊浦潤一】ソウルで28日行われたサッカー東アジア杯の日韓戦で、観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」との横断幕が掲げられた問題で、韓国サッカー協会は29日、本紙の電話取材に「前半終了後に撤去した」と明らかにした。 「侮辱的、政治的スローガンの掲載を禁じる国際サッカー連盟(FIFA)の規定に基づいた」と説明している。 横断幕を掲げたのは韓国のサッカー代表チーム応援団「赤い悪魔」。「協会が強制撤去したため、これ以上代表チームを応援することができない」との見解をフェイスブックに掲載。抗議のため、後半の応援をボイコットしたという。 同協会によると「赤い悪魔」は、試合開始前後に、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した独立運動家・安重根(アンジュングン)や、豊臣秀吉による文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍を破った李舜臣(イスンシン)将軍の巨大肖像画も広げた。
群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客45人が死傷したバス事故を受け、国土交通省は高速ツアーバスを今月で廃止し、8月から基準の厳しい「乗り合いバス」に営業形態を一本化する。同省のまとめでは、新制度移行に伴い高速ツアーバス事業者のうち半数が負担増などを理由に撤退方針で、同省中部運輸局管内でも20事業者から半減する。値上げの動きもあり、利用客の利便性にも影響が出そうだ。 高速バスの営業形態は、旅行会社が企画して客を集め、運行を委託された貸し切りバス会社が路上などで発着させるツアーバスと、停留所を設けて企画・運行する乗り合いバスの2種類がある。いずれも東京―名古屋など2地点間の往路、復路で運行されている。 ツアーバスは2000年の規制緩和で新規参入が進み、低料金を売りに急拡大した。しかし、関越道事故で安全管理の不備が表面化。新制度はツアーバスの運行をバス会社に任せていた旅行会社にも自社のバスで運行させ
◇…富士球場…◇ ▽1回戦 伊豆総合 110101004—8 富 士 100402000—7 ◇ 富士球場の伊豆総合—富士では、九回に「幻のホームラン」が出るハプニングが起こった。 伊豆総合は2点を追う九回一死満塁、一打逆転のチャンスに打席に立ったのは5番杉山祐規選手(3年)。初球のストレートを振り抜いた打球は、大きく弧を描きながらライトスタンドに飛び込み、ベンチや応援席は喜びを爆発させた。 だが、次の打者が打席に入る時、主審から突然「アウト」の宣告。球場全体が「えっ」という戸惑いの声に包まれた。 実は、杉山選手は本塁を踏んでいなかった。公式記録では三塁を回った時点で三塁打までは認められ、前の3走者のホームインも認められた。杉山選手は「先に本塁を踏んだ選手らが出迎える中、ベースの位置がわからなかった」という。 杉山選手には試合後、県高野連から「幻のホームラン 杉山祐規君」と書かれたボ
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