クロアチアの首都ザグレブ中心部にある聖マルコ教会と、隣接する議会に掲げられた国旗と欧州旗(2012年9月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/HRVOJE POLAN 【3月27日 AFP】カトリックの信者が多いクロアチアで保健相が、病院で働く聖職者の役割は時に医師20人分に相当するなどと発言し、医療関係者らが強い憤りをあらわにしている。 自ら医師でもあるミラン・クユンジッチ(Milan Kujundzic)保健相は先週、首都ザグレブ(Zagreb)の修道院で行われたクロアチアの教育と保健における宗教と政治の役割についての会合で、自身の経験として「病院で働く聖職者は時に医師20人以上に値する」との考えを示し、「聖職者の笑顔、慰めや励ましの言葉は患者と家族双方にとって無限の意味をもつ」と発言した。 その発言を受け、同国の医師団体であるHUBOLは強い怒りをあらわにし、声明で「公共の保健医療施
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