アロハ、Myハワイ編集長明子です。「ハワイと日本、人々の歴史」シリーズでは、観光地としてのハワイから一歩踏み込み、ハワイと日本をつなぐ人々に焦点をあて、その歴史を掘り下げて紹介しています。今回の記事のためにハワイ日本文化センターの会員向けツアーにご一緒させていただき、オアフ島中央部のホノウリウリと呼ばれる場所を訪ねました。雑草や藪に覆われた、何もないのどかな田舎…に見えるホノウリウリ。しかしハワイの日系人にとって、非常に重要な意味を持つ場所なのです。 もう70年以上も前の話です。1941年12月7日、日本軍による真珠湾攻撃後、当時のフランクリン・D・ルーズベルト大統領は「大統領令9066号」を発令し、アメリカ本土の主に西海岸に住む日系人とその家族を強制収容所へと隔離することになりました。住み慣れた家を追い立てられ、全ての財産と思い出を没収され、12万人もの日系人たちは砂漠や、荒地など人里離
![ハワイと日本、人々の歴史第6回 地獄谷と呼ばれた日系人収容所跡地、ホノウリウリを訪ねて](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ebdbf77134859b5a5b16c334489b8cc37cc13a82/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.hawaii-arukikata.com%2Fimg%2Fhiinfo%2Fhitorekishi%2F6-1.jpg)