日本維新の会の石原慎太郎共同代表が質問に立った12日の衆院予算委員会の質疑の詳報は以下の通り。 【はじめに】 石原氏「浦島太郎のように18年ぶりに国会に戻ってきた。暴走老人の石原だ。私はこの名称を非常に気に入っている。せっかくの名付け親の田中真紀子(前文部科学相)さんが落選した。『老婆の休日』だそうで、大変残念だ。これからの質問は言ってみれば、この年(80歳)になって国民の皆さんへの遺言のつもりだ」 「昨年2月ごろ、靖国神社で聞いた90歳超のある戦争未亡人の歌だ。この方は20歳前後で結婚して子供をもうけたが、主人は戦死された。ひ孫もできたかもしれないが、その方は90歳を超して今の日本を眺めてこういう歌を作った。『かくまでも 醜き国になりたれば ささげし人の ただに惜しまる』。これは強い共感を持ってこの歌を聞いた」 「国民の多くは残念ながら我欲に走っている。政治家はポピュリズムに走っている。
(上)「暴走老人が戻ってきた」(中)「尖閣に灯台造るべきだ」【NLP問題】 石原氏「米国が難渋している第7艦隊の航空母艦の艦載機の離着陸の問題、NLPだ。かつては三宅島にやろうということだった。三宅島は噴火して厄介な島だが、かつての溶岩でできた台地を活用したら簡単に滑走路はできる。周りは海だ。今、岩国にNLPの艦載機を持っていってうんぬんと言っているが、艦載機の整備要員は全部、日本人だ。家族は厚木(神奈川県)の周りに住んでいて、『行きたくない』と。今、硫黄島でやっているでしょ。私も努力するが、なぜ岩国に固執しているのかわからない。ぜひご一考いただきたい」 首相「岩国においては空母艦載機59機を厚木から受けることにしているが、米軍再編全体のなかで、各地域がそれぞれ沖縄の負担を軽減するなかで、岩国基地が厚木からの空母艦載59機と普天間の空中給油機12機を受け入れることになっている。しかしもちろ
国際オリンピック委員会(IOC)は12日、スイスのローザンヌで理事会を開き、ロンドン五輪で実施した26競技から25の「中核競技」を選定し、外されたレスリングは2020年五輪から除外の危機となった。 レスリングは野球とソフトボール、空手、スカッシュなど7つの候補とともに20年五輪の1枠を争う。ただIOCは大会活性化のため競技の入れ替えを進める方針で、五輪での存続は難しい情勢だ。最後の1競技は5月の理事会で絞り込まれ、9月の総会で決定する。 28競技を実施する20年五輪では、25の中核競技に16年リオデジャネイロ五輪で採用されるゴルフとラグビー7人制を加えた27競技が確定した。 ロンドン五輪は野球とソフトボールが外れ、26競技を行った。IOCはプログラム委員会が各競技の実施状況を精査し、世界的普及度やテレビ放送、スポンサー収入など39項目にわたり分析した報告書を基に、理事会が判断した。(共同)
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