【AFP=時事】 パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre museum)が10日、強引なすりの増加に抗議する職員がストライキに入ったために休館した。職員と運営管理者によると、すり犯らは時に30人もの集団で犯行に及び、メンバーには子どもたちも含まれているという。 中国ブラジャー工場でスト、パワハラ上司に女性従業員400人が抗議 絵画「モナリザ(Mona Lisa)」や古代ギリシャ彫刻「ミロのビーナス(Venus de Milo)」といった芸術作品を所蔵し、年間1000万人もが訪れるこの有名美術館の前では、がっかりした観光客たちが虚しく開館を待っていた。 管理側はその後、美術館周辺での警察による警備の強化を目的とした一連の対策を整えることに合意。労働組合「連帯統一民主(SUD)」のクリステル・ギヤデール(Christelle Guyader)氏は10日夜、美術館は翌11日には再開