アインシュタインの一般相対性理論によると、高度が高いほど時間は速く進み、移動速度が速いほど時間は遅く進むということだが、AFPBBの記事によれば、米National Institute of Standards and Technology(NIST)の研究者らが、階段程度の高さを対象にして加齢速度が早まることを明らかにし、この理論を立証したらしい。 研究チームは、レーザー光を使用して帯電したアルミニウムイオンの1秒間の振動を測定する極めて高精細な原子時計を2台用意し、階段の上下2段に1台ずつ置いたところ、階段を2段上ると79歳の寿命の場合で1秒の900億分の1ほど加齢することが示されたとのことだ。1800億段ほど登れば1秒加齢するようなので、是非皆さんチャレンジしてほしい。