ブックマーク / bohemian-style.hatenadiary.org (2)

  • ヘッジファンドとレバレッジと銀行(1) - 漂流する身体。

    サブプライム問題が日の各種メディアにも漸く載るようになってきた。今日の日経夕刊も、Moody'sやS&PがRMBSを格下げしている事を伝えている。ただ、この問題の質が何かという事は意外に解説されていないのでは無かろうか。 問題は、元の毀損と流動性の2つである。元の毀損は簡単な話で、信用リスクが高いサブプライムの住宅ローンをまとめたRMBSを、格付比利回りが良いので買ってみたら、このセグメントの信用リスクが予想以上に高く、元が毀損しそうだという事である。信用リスクが高い債権と言っても、個々の倒産確率は一定とすると、大数の法則が成り立ち、まとめれば一定の部分は安全な投資適格になる。ごく簡単に言うと、40%の確率でデフォルトする、リスクが高い1のローンを100たばねると、その内の60は投資適格になり、40は不適格になる。その安全と思われる60に投資してみたら、思った以上にデフォルトして

    ヘッジファンドとレバレッジと銀行(1) - 漂流する身体。
    cagedsoul
    cagedsoul 2007/07/11
    良い。
  • リスクマネー - 漂流する身体。

    忙しい忙しいと前のエントリに書いたら、仕事繋がりの方から友人、或いは一族郎党まで心配されてしまった。一体何が忙しいのかとよく聞かれて、それを正確に説明しようとすると、そもそもバイアウトとはから話を始めねばならず、仕方が無いので、「要は」というマジカルワードでぶった切りにしてワンフレーズで説明していた。要は、金集めで忙しかったのである。いや、まだ忙しい。 いまやってる案件は、結構でっかい。何でもでかいと嬉しくなるが、規模がでかいと大変になるのは、すなわち買収資金集めであって、これは少しも嬉しくない。最近はデットマーケットはゆるいので、何千億という単位になってもレバレッジドローンは何とか集まるものである。しかし、エクイティの方は大規模になると、欧米の大ファンドであっても賄いきれず、協調投資を募ることになる。これが大変なのである。ピーク時には、日時間からNY時間までびっしりとプレゼンテーション

    リスクマネー - 漂流する身体。
    cagedsoul
    cagedsoul 2007/07/03
    日本年金運用は労働組合的発想に毒されていると、そうかも。ただ俺様としては日本の高い実質金利を指摘したいが、これもむしろ意図せざるものだったか。
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