選挙結果を占うための、大きな指標。それが投票率だ。 参院選の投票日までまだ1週間以上あるが、今回、NHKが長年にわたって培ってきた調査とデータで投票率を予測し、公開することにした。 果たして何%なのか。ズバリ、当たるのか。答えは記事の中に! (政木みき、荒牧央) “亥年現象” 今回の参院選。まず見過ごせない法則を押さえておきたい。 「亥年現象」だ。 今年は、12年に1度、春の統一地方選挙と夏の参議院選挙が立て続けに行われる年、イノシシの年だ。 そこで、ひとつグラフを見ていただこう。参院選の過去の投票率を示したものだ。 亥年は、ほとんどの選挙で、投票率が大きく落ち込んでいることがわかる。 このうち、平成7年の投票率は、44.52%と過去最低を記録した。「亥年現象」の背景には、投票を呼びかける地方議員の選挙疲れ、有権者の選挙疲れの両面があると言われている。 ただし、「例外」もある。12年前、平