ブックマーク / xtech.nikkei.com (270)

  • バッファロー製無線LANルーターでボット感染急増、NICTが発表

    情報通信研究機構(NICT)は2024年5月21日、NICTのサイバーセキュリティ研究室 解析チームのX(旧Twitter)公式アカウント「NICTER解析チーム」で、2024年5月20日からバッファロー製無線LANルーターのボット感染が増加していると発表した。50ホスト以上の感染を観測したとする。 感染が目立つのは「WSR-1166DHP」シリーズで、感染経路は特定できていない。NICTの久保正樹サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティネクサス上席研究技術員は「感染したルーターはDDoS攻撃の踏み台として攻撃者に悪用されると考えられる。感染するとスキャンパケットを外部に送信し、感染を広げる可能性がある」と指摘する。NICTは利用者にファームウエアのアップデートや、管理画面の公開設定の見直しを呼びかけている。 バッファローはNICTが発表した事象について、2024年5月21日午後6時

    バッファロー製無線LANルーターでボット感染急増、NICTが発表
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    call_me_nots 2024/05/22
    “感染が目立つのは「WSR-1166DHP」シリーズで、バッファローはNICTが発表した事象について、2024年5月21日時点で「状況を把握できていない。利用者に対して何らかの情報発信をするかは検討中」(バッファロー広報)”
  • 富士通「PROBANK」の顧客がゼロに、清水銀行と西京銀行の新システム移行で

    清水銀行と西京銀行は2024年5月6日、預金や為替など銀行業務の中核を担う勘定系システムを刷新した。いずれも富士通の勘定系システムである「PROBANK」を利用していたが、清水銀行はNTTデータ、西京銀行はBIPROGY(旧日ユニシス)のシステムに切り替えた。両行の新システム移行に伴い、PROBANKの顧客はゼロになった。 両行とも2024年5月7日午後1時ごろの時点で、新システムについて、「大きな問題なく稼働している」(清水銀行経営企画部)、「特に問題なく正常に稼働している」(西京銀行総合企画部)としている。 清水銀行はNTTデータの共同化システムである「STELLA CUBE」に、西京銀行はBIPROGYが提供するクラウド勘定系システムの「BankVision on Azure」にそれぞれ切り替えた。2024年1月には、PROBANKのファーストユーザーだった東邦銀行も日IBMが支

    富士通「PROBANK」の顧客がゼロに、清水銀行と西京銀行の新システム移行で
  • 不登校になりそうな児童生徒をAIが予測、戸田市の教育データ活用実証が示したこと

    不登校をAI人工知能)で予測する――。こんな取り組みが2024年3月末まで埼玉県の戸田市で行われていた。2023年11月に戸田市内のパイロット校で試行を始め、同年12月から同市内の公立小学校12校、同中学校6校の計約1万2000人の児童生徒のデータを分析対象に、「不登校予測モデル」構築の実証をした。事業はこども家庭庁の「こどもデータ連携実証事業」として戸田市が受託し、内田洋行、PKSHA Technologyグループとともに進めたものだ。 不登校リスクモデルの目的は学校現場での「プッシュ型支援」につなげること。いち早く不登校の兆候がある児童生徒を把握し、教員が事前に支援する。自らSOSを発信できない児童生徒に対しても、先手を打って手を差し伸べる。経験の浅い教員でも支援のきっかけを得られる。 一方で個人の、それもネガティブと捉えられる傾向を予測する取り組みは、データの取り扱いだけでなく判定

    不登校になりそうな児童生徒をAIが予測、戸田市の教育データ活用実証が示したこと
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    call_me_nots 2024/04/04
    “事業はこども家庭庁の「こどもデータ連携実証事業」として戸田市が受託し、内田洋行、PKSHA Technologyグループとともに進めた”
  • 複雑怪奇な「4万円減税」、業務システムの対応進むも企業の給与事務に募る不安

    経済対策として1人当たり4万円の税負担を減らす定額減税が2024年6月にスタートする。制度の実務が明らかになるにつれて、実務関係者からは「複雑すぎる」と事務負担やミスの多発を心配する指摘が上がり始めている。 減税は所得税(国税)と住民税(地方税)に分けて実施するが、年収額や扶養親族の人数によっては減税のタイミングが異なってくるケースがある。減税と給付を組み合わせる、年末調整で残った減税分を一括で処理するなど、様々なパターンが出てくるからだ。 最も人口が多い給与所得者の世帯では、その実務を担うのは税金を源泉徴収している企業である。企業などに住民税額を通知している地方自治体も負担が大きいと見られている。企業を支援する税理士や、企業に人事給与パッケージソフトなどの業務システムを供給しているITベンダーからは「実務が複雑すぎて顧客企業にどう説明するかを思案している」との声が出ている。 岸田政権が物

    複雑怪奇な「4万円減税」、業務システムの対応進むも企業の給与事務に募る不安
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    call_me_nots 2024/03/28
    アホな自公のせいで
  • 再雇用予定のエンジニア、自分勝手で協調性なくマネジャーが受け入れを嫌がる

    Q.IT企業の部門長を務めています。最近、60歳以上の再雇用者が増えています。今年4月に再雇用予定のエンジニアは、自分勝手で協調性がありません。マネジャーたちは受け入れを嫌がり、このエンジニアを再雇用せずに退職させてほしいと言います。再雇用者の人件費は当然部門の予算に計上され、その人件費を売り上げでカバーする必要があります。売り上げのノルマは、正直、きついと感じています。自分勝手なエンジニアを再雇用しないといけないのでしょうか。 一般社会と同じく、IT企業内の高齢化が進んでいます。今後ますます高齢者層が増えます。再雇用者の中には、元部下や後輩の管理下になることを良しとせず、協調性のない態度で敬遠したくなる人がいます。こういう人には、再雇用ではなく、自身が転職したと想像してほしいです。自分勝手な言動は通用しません。 一方、職場で重宝されている再雇用者もたくさんいます。後輩たちから「再雇用を継

    再雇用予定のエンジニア、自分勝手で協調性なくマネジャーが受け入れを嫌がる
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    call_me_nots 2024/01/31
    J2沼みたいに、会社をJTC沼から出られなくする法律
  • 最低価格の設定ミスで落札取り消し、8年間エクセルの関数間違えたまま

    京都府笠置町は2023年11月に実施した公共工事2件の指名競争入札で最低制限価格の設定を誤ったため、契約前の落札決定を取り消した。正しく設定していれば、別の参加者が落札するはずだった。24年1月11日に発表した。 問題が判明したのは、23年11月13日に開札した塚橋橋梁維持修繕工事と、根台1号線交通安全対策工事の2件の入札。予定価格は前者が1990万2000円(税抜き、以下同じ)、後者が690万9000円だった。 橋梁維持修繕工事の入札では、参加した6者のうち5者が最低制限価格未満で失格になった。開札後、入札に参加した会社から「最低制限価格がおかしいのではないか」と問い合わせがあり、町建設産業課が確認したところ、誤りが判明した。最低制限価格の算出に用いる表計算ソフト「エクセル」の関数が間違っていた。 町は中央公共工事契約制度運用連絡協議会が作成した算定式(中央公契連モデル)に基づいて最低

    最低価格の設定ミスで落札取り消し、8年間エクセルの関数間違えたまま
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    call_me_nots 2024/01/26
    ミスは責められるべきなんだろうけど、各社の入札価格がだいぶギッチギチ過ぎてない?
  • 住民税決定通知書の電子化はまさかの暗号化ZIPファイル配布、「紙より不便」の声

    納税者に個人住民税(地方税)の税額を知らせる「住民税決定通知書」の電子化が2024年度から始まる。これまでは勤務先の企業が、従業員の給与から住民税を差し引いて納税し、納税額を知らせる通知書を従業員に紙で配っていた。2024年度からは電子データ形式での配布も選択できるようになる。配布時期は2024年5~6月になる予定だ。 しかし新たに採用される電子配布の方法に、企業の人事担当者らからは「紙よりも不便だ」「この方法は採用できず、紙を続けるしかない」との指摘が相次いでいる。政府が採用したのは、通知書体のPDFファイルをZIP形式で圧縮・暗号化したうえで、復号用パスワードの取得方法を記した別のPDFファイルとともに従業員に社内システムを使って配布するという方法だったためだ。配布や閲覧するうえで非常に不便だ。 政府が廃止宣言したはずの「PPAP」、国民向けサービスでは採用 しかもZIPの暗号化に強

    住民税決定通知書の電子化はまさかの暗号化ZIPファイル配布、「紙より不便」の声
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    call_me_nots 2024/01/26
    企業に「特別徴収やってもらってる」っていう意識が欠如してて酷いよね。何のためにマイナポータルがあるんだよ
  • パーソルキャリアの「doda」でブロック機能に不具合、転職活動が勤務先に露見

    パーソルキャリアが手掛ける転職支援サービス「doda」で不具合が発覚した。4458人の転職希望者情報が勤務先企業から閲覧可能な状態になっていた。自由入力した企業名がdodaの登録名と一致せず、閲覧不可の対象外となっていた。不具合が見つかりづらい事情が重なった可能性があり、1年半以上放置されていた。2022年にも、ブロックしたはずの企業に登録情報を見られる不具合を公表していた。 「一定の条件下においてあなたの登録情報の一部が、直近の勤務先企業から閲覧可能な状態になっていた」。2023年11月7日、パーソルキャリアが手掛ける転職支援サービス「doda」の個人会員約10万人に寝耳に水の知らせが届いた。 個人会員はdodaに、応募企業に送るための様々な情報を登録している。採用側である企業会員は、この情報を参考にオファーを送る個人会員を探す。これらの情報は現職の企業、あるいは現在無職の個人会員であれ

    パーソルキャリアの「doda」でブロック機能に不具合、転職活動が勤務先に露見
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    call_me_nots 2023/12/15
    地獄www→“個人会員の自由入力する企業名と、doda側のデータベースの登録名称が大文字や小文字、全角半角、漢字の旧字体まで完全に同じでなければ、一致と見なしていなかった”
  • 歩道のコケ放置した市に280万円賠償命令、国交省の出張所長が滑って大けが

    国土交通省の出張所長の男性がランニング中に歩道で滑って大けがを負った事故を巡る訴訟で、福岡地裁は道路の安全性に不備があったとして管理者の福岡県那珂川市に約280万円の損害賠償を命じる判決を言い渡した。男性は坂になった路面上のぬれたコケで転倒し、5mほど滑り落ちた。判決では、市と男性の過失割合を6対4と認定した。 転倒事故があった那珂川市の市道。6度ほどの下り勾配になっている。事故発生後、市はコケを除去し、擁壁の漏水対策を実施した(写真:日経クロステック) 事故現場は、山を切り開いて造った那珂川市の市道だ。男性が2020年8月10日午前8時45分ごろ、歩道をランニング中に萩ノ原峠付近の下り坂で転倒し、複数の肋骨を折る大けがを負った。男性は市道の管理に瑕疵(かし)があったとして、国家賠償法に基づき市に約1652万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。 23年10月19日の判決で、福岡地裁は市

    歩道のコケ放置した市に280万円賠償命令、国交省の出張所長が滑って大けが
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    call_me_nots 2023/12/07
    “一方で、コケを避けた走行は可能だったとして、福岡地裁は全体の損害額を約425万円とした上で、過失相殺した額に弁護士費用を加えて賠償するよう那珂市に命じた。市は判決を不服として控訴”
  • 公共工事の受注逃した会社に賠償せよ、入札結果への不服認める異例の判決

    総合評価落札方式で実施した公共工事の入札を巡り、評価結果に納得できなかった建設会社が発注者を訴えた裁判で、5000万円を超える損害賠償を命じる判決があった。発注者の誤った評価がなければ落札して利益を得られるはずだったとして、受注を逃した会社への損害賠償が認められるのは極めて異例だ。

    公共工事の受注逃した会社に賠償せよ、入札結果への不服認める異例の判決
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    call_me_nots 2023/11/27
    総合評価落札方式を導入したんなら当然責められるミスだけど、よく勝てるだけの証拠積み上げられたね→“焦点は、落札者の下請け会社の見積書に、法定福利費が明示されていない部分があったことだ”
  • バカラが不正アクセス被害、国内で個人情報30万件が流出の可能性

    ガラスメーカーのバカラは2023年10月31日、不正アクセスの被害に関する対応状況を発表した。日国内で30万件の顧客データが流出した可能性がある。「フランス社に身代金の要求があった」(バカラ広報担当者)として、ランサムウエアによる攻撃としている。 バカラは2023年9月22日にサーバーやPC端末が不正アクセスを受けたことを確認した後、対象機器をネットワーク接続から遮断する対策を講じた。その後、個人情報保護委員会に被害を報告した。 しかし、2023年10月20日にインターネット上に情報の一部が公開されていることが判明し、対象機器に保存していた顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、職業、会社名などのデータが流出した可能性があることがわかった。バカラは顧客にフィッシングメールなどに関する注意喚起をしつつ、「原因は調査中」(バカラ広報担当者)としている。なお、同社はクレジットカ

    バカラが不正アクセス被害、国内で個人情報30万件が流出の可能性
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    call_me_nots 2023/11/02
    まあまあ高く売れそうじゃん→“ネット上に情報の一部が公開されていることが判明し、対象機器に保存していた顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、職業、会社名などのデータが流出した可能性”
  • 「切り戻しよりリスクが低い」、全銀ネットが11日開催した説明会の一問一答

    全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は2023年10月11日、銀行間送金を担う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」で発生した不具合に関してオンライン説明会を開いた。オンライン説明会は前日から2日連続での実施だ。1日目の質疑応答を踏まえ、全銀ネットの対応に対して厳しい質問が相次いだ。説明会の主な一問一答は以下の通り。 今回の更新作業は中継コンピューター(RC)のハードウエアとソフトウエアの両方を変えたのか? そのうち何が原因でトラブルが生じたのか? RCのハードウエアとソフトウエア両方のアップグレードを図った。そのうちソフトウエアに不具合が生じた。具体的には、内国為替制度運営費(旧銀行間手数料)の設定をチェックする機能にトラブルが生じた。 プログラム修正について、どのような改修を試みているのか? 電文の種類によらず、内国為替制度運営費を算出しない簡素型プログラムを作成し、RC

    「切り戻しよりリスクが低い」、全銀ネットが11日開催した説明会の一問一答
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    call_me_nots 2023/10/13
    “Q. プログラム修正について、どのような改修を試みているのか?  A. 電文の種類によらず内国為替制度運営費を算出しない簡素型プログラムを作成し、RCに適用する”
  • 清水建設JVが仮堤防の大型土のうを勝手に撤去、越水の原因に

    清水建設などのJVが、千葉県発注の護岸工事で設置した仮締め切り堤防の大型土のうを勝手に一部撤去し、その箇所から豪雨時に越水していたことが分かった。県の調査で他にも4カ所で、土のうを撤去したために必要な堤防高を満たしていないと判明した。県が2023年9月29日に明らかにした。 6個の大型土のうが撤去されていた明光橋下流の仮締め切り堤防。近くの護岸でひび割れを補修する際、必要な土の調達を怠り、土のうを解体して中の土を使用していた。越水発生2日後の2023年9月10日に撮影(写真:千葉県) 千葉県茂原市などで23年9月8日、台風13号に伴う記録的な大雨で広範囲にわたって浸水被害が発生した。県は、10月末をめどに有識者会議を立ち上げ、当該箇所からの越水と浸水被害との関係などを調べる。 問題があったのは、千葉県が茂原市と長生村で進めている2級河川一宮川の護岸工事だ。2工区に分かれ、いずれも清水建設と

    清水建設JVが仮堤防の大型土のうを勝手に撤去、越水の原因に
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    call_me_nots 2023/10/07
    “茂原市などで23年9月8日、台風13号に伴う記録的な大雨で広範囲にわたって浸水被害が発生した。県は、10月末をめどに有識者会議を立ち上げ、当該箇所からの越水と浸水被害との関係などを調べる”
  • 中央分離帯の真上は第三者上空でない、国交省がドローン騒動で弁明

    車が行き来する道路でも、中央分離帯の真上を飛ばせば第三者上空にはならない──。 一般的に飛行が禁止されている国道上空にドローンを飛ばして「騒動」を起こした国土交通省四国地方整備局香川河川国道事務所が、こんな内容の弁明を記した「概要書」をまとめていたことが、日経クロステックの取材で分かった。最大800m離れた機体を目視で確認しながら操縦したとも主張している。 香川河川国道事務所がまとめた「概要書」の一部。黒塗り箇所には個人名が入る。赤線は日経クロステックが加筆。「第三者上空を飛行させないため、横断防止柵のある中央分離帯上空を飛行しました」と説明している(出所:国土交通省香川河川国道事務所)

    中央分離帯の真上は第三者上空でない、国交省がドローン騒動で弁明
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    call_me_nots 2023/08/21
    ダッサ→“つまり、国交省はこの騒動に関して、冒頭に挙げた概要書をまとめただけで、その内容の妥当性について自らの判断を放棄し、警察任せにしている状態”
  • 国交省の河川監視カメラ337台が停止、IoT端末なのに無防備で運用

    2023年1月中旬、国土交通省が199台の河川監視カメラの運用を停止した。監視カメラに対する不正アクセスの疑いが生じたためだ。その後、同じ事業者が設置したカメラを含め、合計337台を停止した。カメラに外部からアクセスするためのパスワードが初期状態のままであり、通信ポートのアクセス制限も未設定など、セキュリティー運用に不備があった。 「国土交通省所管の簡易型河川監視カメラにつきまして、システムのメンテナンスを行うため、令和5年3月1日からしばらくの間、提供を停止いたします」――。 国土交通省は2023年3月1日、同省が運営するWebサイト「川の防災情報」で、一部の河川監視カメラ画像の提供を停止すると発表した。同サイトでは国交省が設置したカメラやセンサーなどから、全国の河川の水位計のデータや河川監視カメラが撮影した画像などをリアルタイムで確認できる。 国交省が設置した河川監視カメラは全国で約1

    国交省の河川監視カメラ337台が停止、IoT端末なのに無防備で運用
  • 静岡ガスが廃止管230kmを地中に残置、支社長らの勝手な判断で

    静岡ガスが、静岡市道に埋設されたガス管の更新工事の際、廃止した古い管を市の許可を得ず地中に残置していたことが分かった。これまで不適切に残置した管の総延長は約230kmに上る。廃止管は原則撤去するよう市から通知を受けていたにもかかわらず、当時の静岡支社長らの勝手な判断で残していた。同社が2023年3月30日に公表した。 静岡ガスは市と協議し、過去10年分の道路占用料に相当する約3950万円を市に支払った。残置した管は今後、道路を掘削する機会があれば撤去する。それ以外の管は地中に残し、道路占用料を支払い続ける。 静岡市は08年12月、静岡ガスなど道路占用事業者に対し、廃止管は原則撤去するとの方針を通知した。残置を求める静岡ガスからの要望に対しても、認められないと回答した。 しかし、静岡市内を管轄する静岡支社の当時の支社長と副支社長は、市の最終的な回答ではないと勝手に判断。再度要望すれば認めても

    静岡ガスが廃止管230kmを地中に残置、支社長らの勝手な判断で
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    call_me_nots 2023/04/10
    “静岡ガスは市と協議し、過去10年分の道路占用料に相当する約3950万円を市に支払った。残置した管は今後、道路を掘削する機会があれば撤去する。それ以外の管は地中に残し、道路占用料を支払い続ける”
  • ANAシステム障害の発端はDB両系ダウン、原因特定へ「書き込み処理を絞り込み中」

    全日空輸(ANA)は2023年4月4日、4月3日午後に発生した旅客系基幹システム「able-D」の障害について記者会見を開いた。この中で同社は、障害の発端はable-Dに連なるデータベースが2系統同時にダウンしたことだと明らかにした。同社ではソフトウエアに何らかの原因があるとみて、引き続き原因の特定を進めている。 続報(2023年4月7日) ANAシステム障害の原因判明、DB並列参照時にパッチ未適用の既知バグでフリーズ ANAではable-Dについて、障害対策の観点で同一構成の「A系」「B系」の2系統を用意しており、番系と待機系を定期的に入れ替えている。またA系、B系のそれぞれについて、「DB1」「DB2」という2系統のデータベースを接続しており、DB1とDB2は常にデータが同期されている。 今回のシステム障害が発生した4月3日の午後2時16分ごろ、番運用中だったA系の基幹システムに

    ANAシステム障害の発端はDB両系ダウン、原因特定へ「書き込み処理を絞り込み中」
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    call_me_nots 2023/04/05
    “able-Dについて、障害対策の観点で同一構成の「A系」「B系」の2系統を用意しており、本番系と待機系を定期的に入れ替えている。またA系、B系のそれぞれについて、「DB1」「DB2」という2系統のデータベースを接続”
  • デジタル庁が「認証スーパーアプリ」を24年度提供へ、官民サービス横断で狙う地位

    デジタル庁が官民で横断的に利用できる認証アプリを、2024年度初めをメドに提供することが、日経クロステックの取材で分かった。マイナンバーカードを使った人確認手続きやログイン認証を、新たに開発するスマートフォン用アプリに集約する。 これまでマイナンバーカードを使った人確認手続きやログイン認証は、行政のサイトや民間サービスごとに異なっていた。デジタル庁は国の行政サイトを新認証アプリに順次対応させるほか、地方自治体に利用を促し、さらに民間サービスにもアプリの認証機能を開放する。国と地方、民間が横断的に利用できる、いわば個人認証の「スーパーアプリ」の地位を狙うプロジェクトといえる。 人確認手続きや個人認証がこのアプリ1つで可能になることで、マイナンバーカードの利用者体験が大きく向上するというメリットをデジタル庁は訴える。 マイナンバーカードは2023年3月12日時点の申請ベースで対象人口の7

    デジタル庁が「認証スーパーアプリ」を24年度提供へ、官民サービス横断で狙う地位
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    call_me_nots 2023/03/22
    “「Open ID Connect」のAPIを使って認証情報を要求すれば、認証の結果を得られるなど、システム改修負担を大幅に減らせる。民間利用の料金や制度上の条件は「これから検討する」(デジタル庁の認証アプリチーム)”
  • 令和も続くIT現場の所属企業隠し、「名刺を切らしておりまして…」は法に触れるか

    先日、BIPROGYが2022年に起こした兵庫県尼崎市におけるUSBメモリー紛失事件に関する報告書を読み返していたところ、ある記述が目に留まった。興味深くあり、かつ目を疑うようなものだ。 USBメモリーを紛失したのは、BIPROGYが尼崎市の承認を得ず業務を再々委託していた協力会社の社員である。このような無承認の再委託が常態化していた背景として、協力会社の社員が「名刺交換の際には、『名刺を切らしている。』等とし、会話においても実際の社名を明らかにしないよう、暗黙の了解の下、実務が運用されていた」(報告書の原文ママ)というのだ。 古来より続くIT業界の「非常識」 挨拶の際の「名刺を切らしておりまして…」という口上は、システム開発の現場では半ば常識となっている「非常識」である。読者の皆さんには、どういう状況で使うものか思い当たる方も少なくないだろう。 これは多重下請け構造のIT業界に多く見られ

    令和も続くIT現場の所属企業隠し、「名刺を切らしておりまして…」は法に触れるか
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    call_me_nots 2023/03/03
    “BIPROGYが2022年に起こした兵庫県尼崎市におけるUSBメモリー紛失事件に関する報告書を読み返していたところ、ある記述が目に留まった。興味深くあり、かつ目を疑うようなものだ”
  • 「広銀ショック」の内幕、盤石のIBMシステム共同化に綻び

    地方銀行の勘定系システム共同化に異変が起きている。広島銀行が日IBMからNTTデータ陣営に乗り換える方針を表明。各地の有力地銀を押さえ、盤石に見えたIBM陣営に綻びが生まれている。広島銀行が脱IBMを決めた背景には、共同化のパートナーであるふくおかフィナンシャルグループ(FG)との方向性の違いも見え隠れする。広島銀行のシステム担当役員が内幕を語った。

    「広銀ショック」の内幕、盤石のIBMシステム共同化に綻び
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    call_me_nots 2023/01/23
    “広島銀行は2022年11月、福岡銀行などを傘下に持つふくおかFGとのシステム共同化である「Flight21」から離脱し、2030年度をめどにMEJARに乗り換える方針を明らかにした。広島銀行の離脱は、日本IBMにとって痛手となる”