12日の桐光学園戦で攻め上がる三菱養和の選手たち 18歳以下によるサッカーの高円宮杯全日本ユース選手権(朝日新聞社後援)の各地域予選となるプリンスリーグが佳境に入り、出場チームが次々と決まっている。地域クラブの三菱養和は13年ぶりの出場、藤枝明誠高(静岡)は初の全国の舞台に挑む。同選手権は8月8日に出場24チームが出そろい、9月6日に開幕する。 Jユースでも、高校でもない。地域クラブの三菱養和が13年ぶりに出場を決めた。強豪12チームがひしめく関東で2位に入った。 躍進の背景には、就任5年目の斉藤和夫監督の存在がある。旧日本リーグ三菱重工DFとして活躍し、日本代表として国際Aマッチ32試合に出場。J1千葉のコーチやJ2時代の浦和監督などを務めた。「多くの子がJのジュニアユースやユースに入れずにうちに来る。夢を追い続けるために何ができるのかを常に考えている」という。 練習は東京都豊島