農林水産省は1日、コメの先物取引の試験上場を認可したと発表した。3月に上場申請を出した東京穀物商品取引所(東穀取)と関西商品取引所に対し、同日午後、正式に認可を通知する。東穀取は19日にも上場する予定で、コメの先物取引が約70年ぶりに復活する。 鹿野道彦農水相は1日の閣議後の記者会見で「価格形成の場が作られ、取引の透明性が高まることを期待したい」と述べた。 試験上場の期間は2年。農水省は取引量や生産・流通への影響などを検証し、本上場の可否を判断する方針。だが、価格への影響力低下を懸念する農協が反発を強めるのは必至だ。
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