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福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院にタクシーが突っ込み3人が死亡、7人が負傷した事故で、事故車両の運転席で足元のフロアマットが二重に敷かれていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、上部のマットがずれてアクセルペダルを押さえ込む形となった結果、タクシーが暴走した可能性もあるとみて慎重に捜査している。 事故は3日午後5時ごろ発生。タクシーは近くの公園から病院方向へ直進し、道路左側に駐車していた車2台をよけるように走行。病院前の標識にぶつかって損壊させた後、病院に突っ込んだ。 これまでの県警の調べに、運転手の松岡龍生容疑者(64)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=は「ブレーキが利かず、途中の一時停止標識も止まれなかった。公園を出発した直後からブレーキがおかしかった」などと供述している。 捜査関係者によると、タクシーの運転席の足元には、備え付けのマットの上に別のマット
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