オマーン旅行 2024 2024年のゴールデンウィーク前半はオマーンの首都マスカットに旅行に行ってきたのでその旅の記録を書く。 GWに妻が子どもを実家に連れて帰るとのことで、5日間の自由時間が手に入ったので、ここぞとばかりに海外旅行行きを決めた。 なぜオマーン 5日しかなく、複数国を…
史料からヤマザクラの満開日を読み取り、平安時代の気温を探る――。大阪府立大生命環境科学研究科の青野靖之准教授(農業気象学)はこんな手法で、過去約1200年間の京都の3月平均気温の移り変わりを推定した。ヤマザクラについて記された文書は京都に古くから残っており、春を喜ぶ日本人の心が現代の研究に役立った。最近200年間で気温が約3度上昇するなど、地球温暖化の影響も見て取れる。 青野准教授は92年ごろ、ヤマザクラの満開日が3月の気温の変化から予測できることを応用し、逆に開花から気温を推定することを思いついた。記録が残る過去の気温などをもとに統計的に割り出すと、満開が4月1日なら3月の平均気温は9.9度。同様に10日なら7.4度、20日なら4.3度になるという。 満開日に関する古いデータは、天皇や僧侶らが書き残した日記など100点以上の史料を探し出し、花見や観桜会、満開の花が贈られたことなどに関
2009年03月21日 テレビは『騒音おばさんをおもちゃにした』NHK番組で出演者凍りつく カテゴリ:画像・動画 NHKで本日放映されていた『日本のこれから』にて、テレビに関する様々な討論が繰り広げられた。その中で出演者浅野氏は、テレビは『騒音おばさんをおもちゃにした』などと発言し、場の空気を凍らせる状況を生み出し、大手掲示板では大いに物議を醸し出した。 ◆問題のシーン NHK日本のこれから~テレビのこれから~の内容 番組は、テレビ離れを起こす若者を問題とした現実を討論する番組だったはずだ。 しかし、出演者の浅野さんの発言により、事態は思わぬ方向に。 <浅野さんの発言(途中略)> 「何年か前、騒音叔母さんという問題になりましたよね?あのーショッキングな映像覚えておられると思いますよね。 あの映像はいったいだれが撮影したんですか。あのおばさんというのはどういう立場だったんですか?テレビでは
本欄では何回か前、オバマ政権下の米国でポール・ボルカー氏が果たすかもしれない役割について憶測をめぐらした。 彼が「Group of 30」を使ってつとに明らかにしていた金融規制・監督素案に触れ、G20における議論の叩き台となることが明らかなのに、邦字紙が全く報じないのはどういう料簡か、などとイヤミも飛ばしておいた。 恥ずかしながら大西洋を挟んだ反対側、欧州について、実は全く同様の指摘ができることにやっと気がついた。 見えない欧州にマエストロ復活 コトが欧州となると、我々の視野は途端に狭まる。問題に気づくも気づかぬも、前提となる知識の量や、見当をつけるための勘めいたものに著しく欠ける。 しかもロンドン発のメディアに頼りきりだから、ノン・ブリテン(非英国)=大陸欧州で進む話がとりわけ見えにくい。 思い出すに、単一通貨ユーロ登場の直前まで、ユーロなんかできっこないと高を括る議論が日本
(英エコノミスト誌 2009年3月14日号) 世界経済は過去数十年間で最大の失業者の増加に直面している。各国政府がどう対応するかによって、今後数十年間の労働市場のあり方が決まる。 先月、米国の失業率は8.1%まで上昇し、四半世紀ぶりの高水準となった。新規失業者がすぐに再就職先を見つけられる確率は、50年前に統計が始まって以来最低だ。中国では、およそ2000万人(推定で労働力の3%に相当)の出稼ぎ労働者が解雇された。 カンボジアでは、最大の輸出産業である繊維業界で、10人に1人の労働者が解雇された。スペインでは住宅バブルの崩壊を受け、1月の失業率が14.8%に急上昇した。1年間で失業率が3分の2も押し上げられた計算だ。 従来は公式な失業率があまり知られていなかった日本では、何万人もの派遣労働者が仕事だけではなく、雇い主から提供されていた住居まで失っている。 数十年ぶりの大失業時代
今日(もう昨日か)、読売社説にこんな記事が出ていた。内容は、日本に於けるES細胞の規制状況やiPS細胞研究の進行状況の危機を憂えたものになっている。生命研究に関心のある人だったら今更と思う話だし、いつかヒトゲノム時代に見てきた構図と同じものだと思うかもしれない。 → 再生医療研究 今のままでは世界に負ける : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 社説のタイトルにいきなり突っ込んでしまって申し訳ないけれど、正直なことを言うと、国家レベルでの業績数で日本は世界(特にアメリカ)に対して圧倒的に負けているし、この状況は今後どうやってもひっくり返らないだろう。 そもそも科学において世界と競うとか、日本初の科学という概念が俺には理解しがたいことではあるんだけどね。 (個人的にはこういう比較には賛同しないが、)もし仮に国家レベルで再生医療研究を比較した場合、日本がアメリカにはどう
前回までを振り返る--Unicodeコンソーシアムの影響力 前回はどこまでお話ししましたっけ。世界中の文字の収録を目的とした文字コード規格、Unicodeは、米国のIT企業を中心に結成されたUnicodeコンソーシアムが制定するデファクト規格に過ぎないこと。しかし公的な国際機関が定めるデジュール規格ISO/IEC 10646と同期することで、WTO/TBT協定にもとづき世界中の国々に普及させられるメリットを得たこと。 また、Unicodeコンソーシアム自体はオープンな組織だけれど、意志決定を行うUTC(Unicode Technical Committee/Unicode技術委員会)で一票を投じる権利を持つのは一握りの団体に限られること。そしてUTCはISO/IEC 10646のアメリカ・ナショナルボディであるL2委員会と合同でしか開催されておらず、同時にL2委員会とUnicodeコンソー
が、実名ブログに多いのは何故なのか? そもそも、私を含む、ほとんどの人間には、ことの善悪や美醜を評価する能力なんてない。 にもかかわらず、何かを価値評価するような発言がネットにあふれているのは、 (1)自分にその能力があると勘違いしている (2)無意識的or意識的に権力ゲームをしている のどちらか、もしくは、両方による。 これを、池内ひろ美氏のブログ炎上事件について書いている404 Blog Not Foundの記事の例で考えてみる。 これは、 トヨタの期間工の若者たちに対して、 離婚コンサルタントの池内ひろ美氏が、 『「トヨタ」を漢字で書けるのか』 や 『彼らに年間300万円以上も払っているトヨタは偉い』 など、侮辱?することを書いたために、ブログが炎上した。 という事件だ。 池内氏の問題のブログ記事を分析していくと、この問題は、たいていの人間には、理解するのがとても困難であることがすぐ
駅の改札口を出たところで小学校四年生、五年生くらいの男女二人組がいた。 ちょうど彼女からメールが来たこともあってそのままケータイを操作しているフリして盗み聞きしてしまった。 男:マンコしゃぶりてえ 女:何言ってんのw 男:○○(女の名前だと思われる)のマンコしゃぶりたい 女:ダーメw 男:なんで? 女:何でって、まだ早いよー。 男:またマンコ見せてよ。 女:うーん・・・ 男:毛生えてなかったね。 女:生えてるよ。大人みたいにじゃないけど。 男:ホント? 見せてよ。 女:えーw 男:××(駅前にある量販店)の車椅子用のトイレがあるじゃん。 女:そこで? 男:うん。そこで見せ合いして、舐めあいだよ。 女:しょうがないなぁw 男:行こう! 尾行しましたが、女の腕を引っ張って、本当に車椅子用のトイレに二人で入っていきました。 こっちも何だかムラムラして、興奮冷めやらぬって感じで彼女の家に行って抱き
目覚ましをかけ忘れて大遅刻した本日(昨日のエントリは何だったんだ?という突っ込みはナシで),ヨミウリオンラインに興味深い記事ありです。そのまま引用します。 化学物質で遺伝子の一部置き換え、iPS細胞づくり加速へ 様々な細胞に変化できる「新型万能細胞(iPS細胞)」作製に必要な遺伝子の一部を、人工的な化学物質に置き換えることに米ハーバード大学などの研究チームがマウスの実験で成功した。 24日に東京大学で開かれたシンポジウムで発表した。米スクリプス研究所グループに次ぐ成果で、遺伝子を使わない、より安全性の高いiPS細胞づくりが加速しそうだ。 山中伸弥京都大教授が当初開発したのは、4遺伝子を組み込んだウイルスを体細胞に入れてiPS細胞を作製する方法。だが、ウイルスを使った細胞を臨床応用した場合、がん発症の危険性が指摘されている。すべてを化学物質に置き換えれば、ウイルスを使わずにすむ。 ハーバード
まあ,別に目くじらを立てるような話ではないのでしょうけど。 いまチラッと見ていた「ほんまでっか?」という番組,最新の遺伝子解析で寿命がわかる,という触れ込みで5人の芸能人の寿命を予測していました。方法は「テロメアの長さ」で予測するそうです。確かに,細胞分裂のたびにテロメアは短くなります。そして,テロメアがなくなると染色体は不安定となり,細胞死が起こります。ここまでは問題ありません。 しかし,テロメアが短くなる速度によってその人の寿命がわかる,というのは飛躍のし過ぎではないでしょうか。サンプルとして白血球を使用していますが,白血球は分化が終了していますので,テロメアの長さの指標としてどうなんかねえ,と思います。分化しきっていたらそれ以上テロメアはたぶん短くならないと思います(ちゃんと調べたわけではありません)。 確かにテロメアと細胞の寿命の間には相関があります。しかし,それが個体が相手,とな
ということで,既婚者2日目を迎えたktatchyです。まだ家庭を持った実感はありませんが,自分が夫であることにすごい違和感を感じています。書類上の話だけではないようです。そのうち徐々に慣れてくるんでしょうね。 馴れ初め等を書くのはこのブログにはそぐわないので省略します。のろけも省略しましょう。一言だけ書くのであれば,これからの人生を共に生きていきたいと思える伴侶を見つけた,そんなところでしょうか。 ktatchyが入籍し,その翌日には発表と実験をモリモリやっていても世界は回っています。 今週のNatureに面白そうな論文が。 Human occludin is a hepatitis C virus entry factor required for infection of mouse cells Hepatitis C virus (HCV) is a leading cause of
別にNatureの肩を持つわけではないのですが,今週のNatureに興味深いネタが。これに引き続き,もうちょい詳しいネタも出ております。 軽く要約しますと,欧米でも科学ジャーナリズムは衰退傾向になっており,ブログを通した科学コミュニケーションがいま注目されている,そんなところです。科学ジャーナリストはこの不況の影響もあってマスメディアに切られつつあるようです。 ただ,彼らの仕事量は減っているわけではなく,むしろ増える傾向にあります。確かに最近はポッドキャストやサイエンス関連の記事をよく目にするようになっており,彼らに求められている仕事量は増えている。しかし,それはレポートというよりはただの解説記事になりつつある。 前回のエントリにも関連しますが,科学ジャーナリズムは解説および批評が出来るものであるとなお良いと思います。しかし,科学者がブログを通して情報を発信していくのであれば,これに勝る科
昨日は遠方まで日帰りで結婚式に参加してきました。多くのサプライズが起こった,非常に楽しい式でした。ktatchyも参考にしよう。 そんでもって,本日は自分の式の準備をいろいろ。だいぶ進んだように思いますが,まだまだ道のりは遠いように思います。結婚式の準備が大変,というのを今までは他人事のように受け取っていましたが,最近はそうもいかないようになってきました。もし「どっちでもええんちゃう」という態度を見せたら・・・・(ノーコメント)。 でまあ,昨日式から帰ってきてテレビを見ていますと,「イマドキの東大生の大部分は小学校のころから学習塾に通っている」という報道を目にしました。関東の某有名中学合格者に聞くと,多くの子供が1日8時間は勉強していたとのことでした。自分はどうだったかといえば,まあ公立中学校に進んだのであまり気にしないでください。 ktatchy自身は小学校6年生から進学塾に行きました。
なんとか月末を乗り切りました。最後のほうは「もうあかんわ~」と思いましたが,一応全部の締め切りを守れました。当分書類は勘弁願いたい・・・。 季節がらか,博士問題,ポスドク問題,あるいは大学院問題を取り上げる内容がウェブ上に増えつつあるようです。いまは主に「進学」に関してでしょうか。 もしktatchyがいま大学院に入る年齢だとすれば,たぶん進学したと思います。理由は,自分の大学院生活が実り多きものだったからでしょうか。しかし,それが一般論として通用するとは考えていません。修士には行っても,博士にはいかない人は増えているでしょう。もしかすると,修士に行く人も減っているかもしれません。 博士に行く事のメリット,デメリットは今まで述べてきました(そのうちエントリ集を作ってみたいところです)。でも修士に進むメリット,デメリットはそれほど語ってこなかったように思います。今日は思いつくまま書いてみます
古くからの友人が高校で非常勤の美術講師をしていて、毎年新しいクラスを受け持つと必ずやる授業がありますにゃ。 自己紹介をすませ、授業の方針を説明し(特に、成績をつけるにあたり、他人の妨害をしない限りは授業態度はいっさい不問であることを強調する)、得意のトランプ手品を披露したりしたのちに、最初の授業が残り15〜20分くらいになると、こんなことを言い出すのだにゃ。 「美術って、遊びを商売にしているようなものだけど、学校ではそんなに遊んでばかりいると教頭先生に叱られてしまうので、ちょっとは絵を描いてみようか」 とA4のコピー用紙を配る。 「さーて、紙はいきわたったかな? それでは、わけた紙にちょっと絵を描いてもらう。これから黒板に書く条件で描いてもらうぞ。」 と、以下を板書する。 画材は何でもいい。鉛筆でもボールペンでもマジックでも、持っているものを適当に使うこと ただし、紙を見てはいけない。下敷
1ヶ月経ち、気持ちも落ち着いてきました。鬼だなんだと書き散らした男の家庭がどうなったかを書いておきます。 あのときの騒ぎに乗っかっていた人が、まさかまだこんなところをチェックしているとは思えないけれどね。 結局、妻と2人の子供はうちにいます。 離婚もしていませんし、今後もする予定はありません。今のところ。 なにしろ、愛していますから。 妻のおなかの子供は先日殺しました。 私は産んで良いと言いましたが、先方の奥様は許せないとのことでした。 それも仕方がないな。と感じた自分の感性の麻痺っぷりに戦慄しました。 妻が初めての子供を流産したときは、あんなに泣いたのに。 というわけで、子供を堕胎して、終わり。です。 今回のことをはてなで質問して大っぴらにしたことの是非はわかりませんが、 質問して、ブクマがついて、色々な人のコメントを読んで、自分の中では考えさせられることがありました。 いずれ掘り下げて
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