理化学研究所は25日、薬物の脳内移行性は年齢によって異なるとした研究結果を発表しています。ヒトによる研究ではありませんが、アカゲザル(霊長類)で行った実験で明らかになったとのことで、ヒトにおいても年齢による副作用の現れ方の違いに、脳内移行性の差が関わっている可能性を示しています。 薬物の脳内移行性は年齢で異なることを霊長類(アカゲザル)で確認 -子どもの脳は大人よりも薬物の影響を受けやすい- (独立行政法人 理化学研究所 2011年5月25日) http://www.riken.go.jp/r-world/research/results/2011/110525/ Developmental Changes in P-Glycoprotein Function in the Blood–Brain Barrier of Nonhuman Primates:PET Study with R-