ブックマーク / www.watarase.ne.jp (30)

  • 健康サポート薬局の要件が告示(Update3) | アポネットR研究会・最近の話題

    11日に風邪で寝込んでツイートを中止していましたが、案の上、このタイミング、12日の官報で健康サポート薬局の要件が告示されています。インターネット版官報・号外31号p9-10に掲載されました。(案と比較しましたが、若干の変更がある程度で、提案の内容と変わりません。パブコメやっても意味がないような気もします) インターネット版官報 http://kanpou.npb.go.jp/ 1.かかりつけ薬局としての基的機能 次のいずれにも該当すること。 イ 患者が当該薬局においてかかりつけ薬剤師を適切に選択することができるような業務運営体制を整備していること。 ロ  患者が受診している全ての医療機関を把握し、要指導医薬品及び一般用医薬品(以下「要指導医薬品等」という。)を含めた医薬品を服用している情報等を一元的かつ継続的に把握するよう取り組み、薬剤服用歴の記録を適切に行うこと。 ハ 残薬管理及び確

  • 芍薬甘草湯の運動前の使用はドーピングにあたらないのか? | アポネットR研究会・最近の話題

    きのう、青信号が変わらないうちにと思い、ダッシュしたところ、ズキっとなって、太ももを痛めました。(今も少し痛みがある) きっと、こういった筋肉に無理をかけたときに芍薬甘草湯などを使うのだろうとふと思いました。 TOPICS 2013.04.20 で、マラソン前のNSAIDsの使用の問題について紹介しましたが、実は芍薬甘草湯もマラソン、トライアスロン、登山などで、筋肉痙攣予防に、運動(大会)や運動(大会)中に使用されていることを、日薬学術大会分科会「公認スポーツファーマシストの役割」での講演で知りました。 WEBで調べると、使用の実態を赤裸々に紹介するブログが多数あり、正直これでいいのかなという思いです。 レース前夜から当日にかけて飲みます http://satolog8.blog114.fc2.com/blog-entry-1205.html 粉末タイプの芍薬甘草湯エキスを前日寝る前に1袋

  • ラニナミビル(イナビル)の欧米での開発は困難?(Update2) | アポネットR研究会・最近の話題

    1日、ロイター配信などの記事が気になり調べてみました。(WEBニュース記事を基にまとめました。話題のメモとして、ご参考下さい。また、誤り等がありましたらご指摘下さい) Biota’s lead drug fails mid-stage study, shares slump (Reuter 2014.08.01) http://www.reuters.com/article/2014/08/01/us-biota-pharma-study-idUSKBN0G13YP20140801 記事はラニナミビルオクタン酸エステル水和物(邦:イナビル吸入粉末剤20mg 開発番号:CS-8958)の欧米で行われたフェーズ 2 で、有意差が得られず、臨床試験に失敗したというものです。 ラニナミビルというと、ご存じの通り第一三共が創製した長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤で、同社では、欧米においてビオタ社

  • 一般用医薬品・検査薬に対する医師の意識(日医総研WP) | アポネットR研究会・最近の話題

    サイトの改ざんのトラブルで、しばらくメンテナンスが続いていた日医総研のウェブサイト(http://www.jmari.med.or.jp/)ですが、今日アクセスしたところ、知らない間に、衝撃的(?)な内容のレポートがアップされていました。 一般用医薬品および一般用検査薬に対する意識調査結果 (日医総研ワーキングペーパー No.318 2014.06.08) http://www.jmari.med.or.jp/research/research/no_545.html http://www.jmari.med.or.jp/download/WP318.pdf この調査は、セルフメディケーション、スイッチ OTC を適正に進める方策を検討するため、医師の意識、現場の医師が直面している一般用医薬品等に係る問題等について把握することを目的に、厚生労働科学特別研究事業「一般用医薬品の地域医療におけ

    campy
    campy 2014/06/29
    今のインフルエンザの診療体制のおかしさに問題意識を持つ人は多いのか
  • 欧州9か国における地域薬局をとりまく状況 | アポネットR研究会・最近の話題

    ググっていたら、オーストリアの医薬品価格と償還政策のための協力センター(WHO Collaborating Centre forPharmaceutical Pricing and Reimbursement Policies)というサイト(http://whocc.goeg.at/)で、欧州各国の地域薬局をとりまく状況をまとめたレポートを見つけました。 Impact of pharmacy deregulation and regulation in European countries (2012.03) →Summary →Full report 欧州では、未だ開局規制が敷かれている国がありますが、最近開局制限が緩和された5か国(イングランド・アイルランド・オランダ・スウェーデン・ノルウェー)と、まだ開局規制が行われている4か国(オーストリア・デンマーク・フィンランド・スペイン)につ

  • 受刑者の薬の管理はどうなっているの?(Update) | アポネットR研究会・最近の話題

    雑談系の話題です。下記の記事が気になり、いろいろググってみました。 金沢刑務所、投薬ミス処分57件 過去5年半、別受刑者らに (共同通信 2012.09.30)(リンク切れ) http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012093001001680.html たぶん上の記事 金沢刑務所、投薬ミスで職員処分57件 07年以降 (日経済新聞 2012.09.30) https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3001B_Q2A930C1CC1000/ 刑務所内の投薬がからんだこういった記事は最近しばしば見かけるのですが、受刑者でも慢性疾患を持っている人がいることを考えると、受刑者の薬の管理はどのようにされているのかと思いました。 元記事は削除(ググるコピペが出てくる)されているのですが、8月19日の毎日新聞の記事によると、全国で定員

  • 英国のセルフケア支援とセルフメディケーション | アポネットR研究会・最近の話題

    13日、日セルフメデフィケーション学会(http://www.self-medication.ne.jp/event/01/annual_meeting/)の第10回学会に参加してきました。これまでサイトで紹介してきたことを整理でき、大変勉強になりました。 第10回セルフメディケーション学会 http://www.self-medication.ne.jp/event/2012/04/10.php http://www.self-medication.ne.jp/2012/gaku2012.pdf 会場の地下1階マルチメディア講堂はかなり席が埋まり、関心の高さがうかがわれました。 今回はこのうちのシンポジウム『諸外国から学ぶセルフメディケーション支援』の様子を順番に紹介したいと思います。 『英国のセルフケア支援とセルフメディケーション』 松原なぎさ氏(松原薬局ストア 薬剤師) Phar

  • 疑義照会、医師法明記でスムーズな対応につながるか? | アポネットR研究会・最近の話題

    記事にするかどうか迷いましたが、一部で取り上げられているのでちょっと紹介します。 話題となっているのは、新薬学研究者技術者集団(http://pha.jp/shin-yakugaku/)が7月24日に厚労相宛てに提出された要望書です。 医師法に「疑義照会」について明記を求める要望書 (新薬学研究者技術者集団 2012.07.24) http://pha.jp/shin-yakugaku/proposal/01_02.html 添付文書の併用禁忌、アレルギー歴について処方医に疑義照会にて対応を求めることは当然だとしても、地域薬局で問い合わせで疑義照会の時間に割かれたり、対応に苦慮するのは、承認外の用法や適応外の使用で問い合わせをするケースではないでしょうか? 新しい適応症への承認を知らずに問い合わせて、「そんなことも知らないのか」と批判を受けるのは別として、テオドールを「承認が朝後・寝る前

  • パイロットは生薬を服用できない | アポネットR研究会・最近の話題

    18日の読売新聞に、沖縄のローカル航空会社の副操縦士が運航に不適切な医薬品を服用して乗務したとして、厳重注意を受けたという記事が出ていました。 読売新聞4月18日 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120418-OYT1T00815.htm 国交省指針で乗務時の服用を禁じられていた成分の入った薬(腹痛のために乗客用に常備された胃腸薬)を服用したためだそうですが、この禁止成分というのが何と生薬ということだそうです。 生薬のうちの何がダメなのかと思ってググったとこと、生薬全てが該当するとのこと。 航空機乗組員の使用する医薬品の取扱いに関する指針 (平成17年3月30日制定、平成19年3月5日一部改正) http://www.aeromedical.or.jp/check/message/documents/pdf560.pdf A 航空業務中に使

  • 海外におけるセルフメディケーション(厚生労働科学研究) | アポネットR研究会・最近の話題

    昨年の春から夏にかけての公表より遅れて厚生労働科学研究成果に順次掲載される前年度(2010年度)の厚生労働科学研究の報告書ですが、21日までに私たちと関連深い「医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究」の報告書(全文)のほとんどがようやくアップされました。 今回まず紹介するのは、「諸外国におけるセルフメディケーション・OTC販売に関与する専門家の役割及びトレーニングの状況調査に関する研究」という、海外におけるセルフメデフィケーションの現状とこれに関わる地域薬局の取り組みを紹介したものです。日における今後の地域薬局の活動の展開の可能性についての示唆となるもので、是非皆さんも一読することをお勧めします。(この他の報告書についても目を通してから順次紹介する予定です) 諸外国におけるセルフメディケーション・OTC販売に関与する専門家の役割及びトレーニングの状況調査に関する研究(平成22

  • 生保医療扶助、一旦は後発医薬品の使用を求める | アポネットR研究会・最近の話題

    すでに一部報道でご存じかと思いますが、1日開催された社会・援護局関係主管課長会議で、後発医薬品の利用促進などの生活保護における医療扶助の適正化に向けた取り組み案が示されています。 社会・援護局関係主管課長会議資料について (厚労省 2012年3月1日開催 資料は14日掲載) http://www.mhlw.go.jp/topics/2012/03/tp0314-01.html 保護課資料 http://www.mhlw.go.jp/topics/2012/03/dl/tp0314-01_05.pdf 関連部分(p32-49) http://www.mhlw.go.jp/topics/2012/03/dl/tp0314-01_11.pdf http://www.mhlw.go.jp/topics/2012/03/dl/tp0314-01_12.pdf http://www.mhlw.go.j

    campy
    campy 2012/03/17
    納得できる落とし所ではあるが、うざったくなるような文面だ
  • 新・母子健康手帳(親子健康手帳)の試み | アポネットR研究会・最近の話題

    母子健康手帳は男性にとってはあまりなじみのないものですが、その母子健康手帳が今、現代のニーズにあった斬新なデザインが考案され、小規模な自治体を中心(大きいところでは長崎市)に試用が始まっているそうです。 子育て課題解決を応援! 全国の生活者の声をもとに開発した新・母子手帳を全国へ 博報堂生活総合研究所が開発した 「新・母子健康手帳」、全国34の自治体で使用が始まっています (生活総研ニュース 2011.10.11) http://seikatsusoken.jp/pdf/RN_20111011.pdf この新母子手帳は、医療機関へのインタビューや国内外の先進的な母子手帳の研究などを基に、博報堂生活総合研究所などにより2010 年に作成されたもので、子どもの医療歴・薬歴を成人まで残す「健康カルテ機能」(予防接種のページも充実)の他、お祝いの寄せ書きなどができる「癒し励まし」の機能、パパの心得

  • 大人のおもちゃとフタル酸エステル類 | アポネットR研究会・最近の話題

    オランダのニュース記事を見ていたら目に留まった話題です。 フタル酸エステル類は、塩化ビニル樹脂を軟らかくする可塑剤として、生活のさまざまな分野で使われている化学物質ですが、一方で乳幼児が接触することによりその健康を損なうおそれがある として、一部物質についてはおもちゃなどでの使用が規制の対象となっています。 品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について (平成22年9月6日付厚生労働省告示第336号) http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/dl/100906-1.pdf このフタル酸エステル類がオランダではバイブレーターや、人工ペニスなどのいわゆる大人のおもちゃの一部製品に使われている(71製品中36製品について製品調査を実施)として、公的機関(VWA:日の消費者庁みたいなところらしい)がこれらの使用を1週間に10時間までの

    campy
    campy 2011/07/07
  • 薬物の脳内移行性は年齢によって異なる(霊長類) | アポネットR研究会・最近の話題

    理化学研究所は25日、薬物の脳内移行性は年齢によって異なるとした研究結果を発表しています。ヒトによる研究ではありませんが、アカゲザル(霊長類)で行った実験で明らかになったとのことで、ヒトにおいても年齢による副作用の現れ方の違いに、脳内移行性の差が関わっている可能性を示しています。 薬物の脳内移行性は年齢で異なることを霊長類(アカゲザル)で確認 -子どもの脳は大人よりも薬物の影響を受けやすい- (独立行政法人 理化学研究所 2011年5月25日) http://www.riken.go.jp/r-world/research/results/2011/110525/ Developmental Changes in P-Glycoprotein Function in the Blood–Brain Barrier of Nonhuman Primates:PET Study with R-

  • 災害時におけるOTC医薬品の役割 | アポネットR研究会・最近の話題

    支援物資として提供された各OTC医薬品メーカーの好意に感謝しますが、気になる点もあります。それは、日のOTC医薬品の特徴である配合剤が少なくないからです。 たとえば、総合感冒剤は便利かもしれませんが、ジヒドロコデイン塩酸塩により、便秘が悪化する可能性もあります。一方で配合成分が少なくあれば、医療用医薬品の代用としても使用が可能になるかもしれません。アセトアミノフェン単味のタイレノールやイブプロフェン単味製剤も来であれば活用されるといいと思います。 また、薬剤師による積極的な情報提供が必要な薬も含まれています。アネトン咳止め顆粒はテオフィリンが配合されている第一類医薬品であり、相互作用などは問題がないのかと思います。また、抗ヒスタミン剤によって排尿困難になることも留意する必要があるかもしれません。 各自治体や薬剤師会のウェブサイトを見ると、備蓄が必要なOTC医薬品のリストが示されています

  • 震災・原子力災害関連資料(Update14) | アポネットR研究会・最近の話題

    今回の震災と原発事故でWEB上にはさまざまな情報が発信されています。 中途半端になることを心配し、この間整理することをためらいましたが、正しい情報の把握も必要と考え、チェックしました。 公表日が必ずしも最近でないものもありますが、主に公的機関や団体が公表、紹介・引用しているものをピックアップしました。随時追加する予定です。 最新情報 サイト・ページ名 掲載サイト

  • 海外の医師はどのような医学情報を利用しているか(米加英の比較) | アポネットR研究会・最近の話題

    オンラインによる最新の医学情報やレビューが入手できる今日、海外の医師はどのような医学情報を利用しているかのオンライン調査の結果が公表されています。 Physicians and their use of information: a survey comparison between the United States, Canada, and the United Kingdom (J Med Libr Assoc. 2011 January; 99(1): 88–91.) http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3016665/ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3016665/pdf/mlab-99-01-88.pdf 調査時期は2006~2007年と古いのですが、各国独自のデータベ

  • GE品銘柄別収載を見直すべき(アムロジピン錠データから) | アポネットR研究会・最近の話題

    今までも、子会社や業務提携などのために、同一成分を複数銘柄販売しているGEメーカーのなかに、同じようなケースがある(名称が異なるので当然薬価も異なる)ことは知っていましたが、今回改めてリストアップしてみて、驚きを禁じえません。ロキソプロフェンナトリウム錠60mgやニフェジピン徐放錠20mg1などや2年前初GEが出たクラリスロマイシン錠200mgも調べましたが、このようなケースはアムロジピン錠ほどではありませんでした。 GEメーカーにとっては、このことにより安定供給が可能になるのでしょうが、実際どこで製造しているかということも疑問になります。そして、2年後薬価の見直しの際、中身が同じなのに名称が異なる(先発品も同じですが)というだけで、価格に大きな差が生じることは間違いありません。 実際、去年7月の新GE3品目を調べたところ、次のような結果が得られました。 (=はデータが同じだったもの、( 

  • 第1回医療情報化に関するタスクフォース | アポネットR研究会・最近の話題

    TOPICS 2010.05.11 で、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略部(IT戦略部)が「新しい情報通信技術戦略」をまとめ、近い将来おくすり手帳も電子化されるかもしれないした記事を掲載しましたが、実現に向けてのかなり具体的な案が、8日開催された医療情報化に関するタスクフォースの第1回会合で示されています。 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略部 医療情報化に関するタスクフォース(2010年9月8日開催) 資料:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryoujyouhou/dai1/gijisidai.html このタスクフォースでは、今後下記の点についてヒアリングや調査等が行い、来年の2月までにとりまとめが行われます。 1.「どこでもMY 病院」(自己医療・健康情報活用サービス)構想の実現 以下の事項につき、調査・検討を実施する。 医

  • 2013年にもおくすり手帳は電子化される? | アポネットR研究会・最近の話題

    11日、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略部(IT戦略部)の会合が開かれ、「新しい情報通信技術戦略」が決定されています。今回のIT戦略には、調剤情報も含む診療履歴データ網の整備も含まれており、近い将来おくすり手帳も電子化されるかもしれません。 第53回高度情報通信ネットワーク社会推進戦略部議事次第 (2010年5月11日) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dai53/gijisidai.html 今回決定されたIT戦略は、市民レベルでの知識・情報の共有が行われ、新たな「知識情報社会」への転換が実現し、国民の暮らしの質を飛躍的に向上させることができる「新たな国民主権の社会」を確立し、非連続な飛躍を支えるため、「国民位の電子行政」「地域の絆の再生」「新市場の創出と国際展開」の三つに重点が置かれているのが特徴です。 このうちの「地域の絆の

    campy
    campy 2010/05/12
    ようやくの感