道南の奥尻島でことし6月、昼から夜にかけて海岸線を走り時間と共に移り変わる景色を楽しんでもらおうというマラソン大会が開かれることになりました。 「ムーンライトマラソン」と銘打った大会は、沖縄県伊平屋島で行われているマラソン大会を参考にして、奥尻町などがことし初めて開催します。 42.195キロのフルマラソンとその半分のハーフマラソンの2種目で行われ、フルマラソンは午後3時にスタートする予定です。 コースは島の東側をスタートして海岸線を走り、鍋釣岩などの観光名所や日本海に浮かぶいさり火など太陽や月あかりに照らされて移り変わる島の景色を存分に楽しむことができます。 町では「前夜祭や後夜祭もあるので、奥尻島のおいしい食べ物や、島の人たちとの交流を楽しんでもらい、夏の観光シーズンにも多くの人に訪れてもらいたい」としています。 大会は6月14日に行われ、受付は来月1日から開始されます。