自民党の石破茂幹事長が、小泉進次郎局長率いる青年局が5日夜に開く懇親会に出席予定であることが分かった。石破氏については、側近らが議員グループ「無派閥連絡会」を立ち上げ、「次期総裁選をにらんだ事実上の石破派結成」ともいわれている。党内随一の人気を誇る進次郎氏とも“合体”して、党内基盤を強化しようというのか。 青年局が先週末、進次郎氏の名前で関係者に配った案内によると、懇親会は5日午後7時半から東京・永田町の自民党本部近くにある中華料理店で行われる。国会議員の出席者として事務局が想定しているのは、青年局の役員82人と顧問11人の計93人。そして、党執行部からは石破氏1人だけだ。 党の組織である青年局の会合に、党務を統括する幹事長が要請を受けて出席するのは自然ではある。ただ、昨年9月の自民党総裁選で進次郎氏は石破氏を支持した。そのため、自民党内には「総裁選で石破氏は、党員投票では断トツだった