はじめに 本記事は「数学者→専業主婦→AI研究者」。私が研究で伝えたい“違和感”という文章を読んでの感想です。(読んでいない方は先に読んでいただけると、以下の流れがわかりやすいと思います。) 大まかな感想としては、私はあまり内容に同意できませんでした。 多額の税金を投下されている国立機関に所属する新井紀子教授の発言は影響力があると思いますし、またコメント欄でも科学の教養がそれなりにあると思われる方々が賛同しているのを見ると、本当にその結論でいいの?という疑問が拭えないのがこの記事を書いたきっかけです。 注意:本記事では、AIの定義をwikipediaの”any device that perceives its environment and takes actions that maximize its chance of success at some goal”に由っています。 主張