朝日新聞社に、「全ての社員に地獄を見せましょう」などとメールを送り、業務を妨害したとして、50歳の男が逮捕された事件で、男は「徳川家康」というハンドルネームでメールを送っていたことがわかりました。 無職の中山雄介容疑者は、ことし2月、朝日新聞の東京本社に、「全ての社員に地獄を見せましょう」などとメールを送り、業務を妨害したとして21日朝送検されました。 警視庁によりますと、中山容疑者はほかにも、ロシア大使館やテレビ局など数十か所にメールを送っていたとみられていますが、捜査関係者への取材で、差出人の名前を本名ではなく「徳川家康」というハンドルネームでメールを送っていたことがわかりました。 中山容疑者は静岡県の自宅からメールを送っていたとみられ、調べに対し、「朝日新聞の記事と自分の思想が合わなかった」などと供述しているということです。