JBL社の受付(撮影/大野洋介) 厚生労働省で記者会見を行う女性(撮影/小林美希) 育児休業の取得後に正社員から契約社員になったのは、「マタニティーハラスメント」にあたるとして、原告女性(38)が勤務先に慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決があり、東京高裁は一審の判決を覆し、逆転敗訴を言い渡した。マタハラには相当せず、勤務先に違法性はない、と断じた裁判長は女性の請求の大半を棄却し、衝撃が走った。一審で勝訴したマタハラ訴訟の判決はなぜ、大きく覆ったのか?。その舞台裏を追う。 【画像】記者会見を行う女性 東京高等裁判所の第809号法廷――。 2度の延期の末、約4カ月半も遅れて判決が言い渡された11月28日、法廷には何人もの裁判所職員が配置され、物々しい雰囲気に包まれた。女性の応援者が大半を占め満席状態となった傍聴席に筆者も座った。裁判官が入室すると法廷は静まり返り、皆がじっと阿部潤裁判長を見つめ
川本真琴の訴えサブスクでの利益がどれだけ少ないかを知ってほしい。 (「川本真琴 on Twitter」2022年9月20日) 先日投稿された、シンガーソングライター・川本真琴のツイートが波紋を呼んでいる。「サブスク」とは、Apple MusicやSpotify、LINE MUSICなど定額制の音楽ストリーミングサービスのことだ。 それはこの2日前のシンガーソングライター・七尾旅人のツイートを受けてのものだと思われる。七尾は「もし生き残らせたい『推しミュージシャン』が居たら、コスト回収率の高いCDを一応買ってあげて(略)」と呼びかけていた。 つまり、ここ5年ほど日本でも生じてきたCDからストリーミングへの移行によって、アーティストの経済的な問題が生じつつある──と、ふたりは暗に訴えた。 果たしてサブスクは“地獄の入り口”なのか?──現在の音楽状況を考えていこう。 成長し続けるグローバル音楽産
英国の調査報道団体「ベリングキャット」の創設者のエリオット・ヒギンズ氏が2022年9月20日、アジア太平洋地域の報道関係者向けにオンラインで講演した。 ベリングキャットは公開情報を分析する「オシント」(オープンソース・インテリジェンス)で知られ、多くの偽情報(disinformation、いわゆる「フェイクニュース」)を見破ってきた。こういった偽情報はなぜ生まれ、拡散するのか。その背景を解説した。 「ベリングキャット」の創設者のエリオット・ヒギンズ氏。講演は米グーグル社が開いた「第5回アジア太平洋地域・信頼されるメディアサミット」の一環として行われた 陰謀論者とそれ以外の人との違いは...? 「ベリングキャット」の最近の活動では、ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで見つかった多数の遺体が、ロシア軍の支配下にあった時期から存在した可能性が高いことを衛星写真の分析をもとに指摘。虐殺を否定するロシ
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