Tweet ここのところ「評価経済社会」というキーワードを目にするようになった。このキーワードは人によって異なる解釈があるようなのだが、私が最初に違和感に感じたのはTech Waveの記事で「貨幣経済社会から評価経済社会へ」という一文とともに紹介されているのを読んだときだった。 この話の元になっているのは、岡田斗司夫氏が執筆した「評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている」という書籍なのだが、どうも「貨幣経済社会から評価経済社会へ」という主張には危険性さえ感じる。今日はそのことについて意見を述べたいと思う。 最初に説明しておくと、貨幣経済社会ではいままでお金を仲介してモノやサービスを交換していたのに変わり、評価経済社会では評価を元にモノやサービス、お金を交換する社会になるという考え方だ。 「評価経済社会が一体どのような世界を実現するのだろうか・・・」。そう考えた時に私がまっさきに